「ネタが無い」ことをネタにした結果、意外な着地点になったお話

困りました。
ブログのネタがまったく思い付きません。
今まではなんとか一日二日でテーマを考え、リサーチを開始していました。ですが、今回ばかりはなんにも思い付かないのです。
パソコンに映る文字とメモ帳を交互に眺めながら、決まらないテーマにうな垂れる日々。
考えれば考えるほどに焦りが生じ、ちょっとしたパニックになってしまうなんてこともしばしば。
こんな経験をしたことのある人は、私だけではないはずです。
本当に困りました。
ライターの先輩方は一体全体どうやってテーマを決めているのでしょうね。手解き願いたいものです。
というわけでして、今回は「ネタが見つからないとき」について少し語りたいと思います。
私と同じ悩みを持つ方にとって、何かのヒントになれば幸いです。

いぶりがんこ
いぶりがんこ

いやぁ~困った困った……

文章を書いてると必ずぶつかる壁だね

ねこへらアイス
ねこへらアイス


ネタが見付からない原因と対処法


ネタが見付からない……、書き手なら誰しもが経験したことのある問題だと思います。
この状態になってしまう原因とは一体なのか、自身の考えと対処法も織り交ぜ、まとめてみたいと思います。

1. デスクやパソコンに着いてから考え始めている

根本的な原因として考えられるのがコレです。
もし思い当たるようであれば、今日から意識を変えてみましょう。常日頃からネタになりそうな物事やワードに対し、自身の情報収集アンテナをビンビンに立てておくことが大切です。案外ネタはそこいらに転がっているモノ。
「聴覚・視覚・嗅覚」を使って視野を広げ、メモを取るようにクセ付けてみるのも良いかもしれません。

2. 心や思考に余裕がない

これは、自身が現在抱えている悩みや不安に思考が支配され、ネタ探しに集中できない状態です。
この場合、いくらネタ探しに意識を向けても、悩みや不安に意識が引き込まれてしまいます。こんな時は無理をせず、ネタ探しを止めて自身の悩みや不安なことを紙やWordなどに「箇条書き」でもいいので書き出してみましょう。
解決こそできなくとも、可視化することで、心の負担を少しでも軽減できるかもしれません。そして「悩みのタネ」にもネタが潜んでるなんてこともあります。

3. ただ単にネタが尽きた

メモ帳にストックしていたことも、身の回りの出来事も、ネタとして使い果たしてしまった……、そんな時はどこかに出かけましょう。
近くの公園や、ショッピングセンター、行き交う人や車。
外にはネタがゴロゴロ転がっている可能性があるのです。万が一、ネタが見付からなったとしても気分転換にもなります。
出かけ先で買ったモノ、見たモノ、感じたモノ。
それらは実体験として非常に強い「情報(ネタ)」となるので、しっかりメモに残しておきましょう。

確かにネタって案外近くにあったりするよね

ねこへらアイス
ねこへらアイス
いぶりがんこ
いぶりがんこ

いかにして“拾えるか”がカギですね


いぶりがんこ流 ネタ探し術

今回はネタがなかったがために「ネタが無い」というテーマでこのような記事を書き始めました。少しイレギュラーなテーマ決めになってしまいましたが、普段私がしているネタ探しの方法を少しご紹介したいと思います。どれもこんな私にでも試せる簡単な方法なのでぜひ参考にしてみてください。

なんだか説得力がないけど大丈夫かい?

ねこへらアイス
ねこへらアイス
いぶりがんこ
いぶりがんこ

だだだ、大丈夫ですよ!次から頑張りますとも!


① ラジオを聴く
② Twitterなどのトレンドを見る
③ 日常会話からヒントを得る
④ 単語ガチャを引いてみる
⑤ とにかくメモに残す
⑥ ねこへらアイス流

① ラジオを聴く

ラジオはスマホのアプリなどの登場で、いつでもどこでも、さらには過去の放送までも聴くことができるようになりました。
なぜラジオを聴くのがオススメなのか。それは「お便りコーナー」があるからなのです。リスナーからラジオ番組に送られるお便りには、毎回何かしらの「テーマ」を設けていることがあります。例えば「最近嬉しかったこと」や「今までで1番の買い物」、「失敗したこと」などなど、放送する時間帯や番組によっても様々なテーマがあります。
読み上げられたお便りの内容から、ヒントを得るのも一つの手段です。


② Twitterなどのトレンドを見る

TwitterなどのSNSの発展により、常に新しい情報が得られるようになりました。
今この瞬間にも更新されるトレンドをチェックしてみるのも、ネタ探しにとっては有効だと考えています。
自身のアカウントからトレンドを見てみるのも良いですが、SNS独自のアルゴリズム(趣味趣向に合わせ最適化する仕組み)によって、ある程度表示される話題の傾向が固定されてしまう場合があります。なので、プレーンなトレンドを見付けるために私が使用しているサイトがあります。

Twittrend (ついっトレンド)


「現在」のトレンドから「三日前」までのトレンド、海外や国内、地域別のトレンドなどを集計して表示してくれるサイトです。
自身に最適化された情報ではなく「リアルタイムなトレンド」が手に入るので活用してみましょう。


③ 日常会話からヒントを得る

日常生活や友人、職場の人との会話にもネタは潜んでいることがあります。
私の場合、ここ「みらいワーク」の職員や、ねこへらアイス先輩と話している時に、ネタとなりそうなワードをメモに残すようにしています。自分一人でのネタ決めに詰まったら、周りの「声」に耳を向けてみましょう。
会話が苦手なら、誰かと誰かが話している話題でも良いかもしれません。聞き耳を立てているようで少し気が引けますが、身の回りの人から発せられる言葉からはネタとなる意外なワードが見付かることがあります。忍者になった気持ちでどんどん聞き耳を立てていきましょう。(さすがにまずいか……?)


④ 単語ガチャと引いてみる

「ランダム単語ガチャ」というサイトを知っていますか?
これはその名の通り、ガチャのように単語をランダムで表示してくれるサイトです。

ランダム単語ガチャ


語彙レベルを選択することで、基礎的な言葉(犬、眼鏡、海etc)から高度な言葉(ポロロッカ、エーテルetc)を表示することができます。表示する単語の個数を1~10で選び、お好みの設定で単語を引きまくってください。
個人的に、ネタ探しもソシャゲも10連ガチャがオススメです。


⑤ とにかくメモに残す

これは常日頃から心がけるようにしましょう。
書きたいと思うネタには、いつどこで出会うか分かりません。紙のメモでもスマホのメモでも、なんでも構いませんので、なんとなく引っ掛かったワードを残しておくようにしてみてください。
たとえ、それがネタとして使えるワードではなかったとしても、後々になって使えたり、連想からヒントになったりすることがあるのです。
ネタ決めの際に「あぁ~なんだっけなぁアレ……」とならないためにも、どんなことでもメモに残すことをオススメします。
メモとして蓄積されたワードを眺めるのもまた面白いですし、ある程度集めると自分の好きな話題の傾向が見えてきます。

わたしからも1つ教えてあげよう

ねこへらアイス
ねこへらアイス
いぶりがんこ
いぶりがんこ

マジすか先輩、教えてください‼


⑥ ねこへらアイス流

ネタ探しに詰まる原因の1つに上げたように、悩みや困りごとにもネタが潜んでいることがあります。
困りごとが良く集まる場所といえば「Yahoo! 知恵袋」です。

URL : Yahoo! 知恵袋


ねこへらアイス先輩は「Yahoo! 知恵袋」に投稿された、悩みや困りごとをヒントに、記事としてまとめている、とのこと。
読み手が「知りたい!」と思うテーマに決めやすく、書き手とってはターゲットが絞りやすいメリットがあってネタ決めには非常に有効だよ、と教えてくれました。

いぶりがんこ
いぶりがんこ

さっすが先輩……‼
そこにシビれる!憧れるゥ!


余談ですが……

私は「とあるキャラクター」の影響を受け、メモを取るようになりました。
そのキャラクターとは、アメリカの俳優 ピーター・フォーク氏が演じた「刑事コロンボ」です。情報をとにかくメモに残し、そのメモを探すためにポケットの中身を全部出し、最後には犯人逮捕へと追い込む、という彼の姿がカッコよく思えたのでした。
私は刑事ではありませんが、メモは書き手の基本という点で同じものを感じています。


最後に

さて、いかがでしたでしょうか。
「ネタが無い」ことをブログのネタにしてみた結果、意外と文章として書けているではありませんか。(私が一番驚いています)
ネタ探しはどれだけ話題を受信できるかがカギです。
流行からだったり、会話の内容だったり、あらゆるポイントにネタが潜んでいるものです。気になったことや脳にビビッときたワードをメモに残すことで、今後そのワードと関係する情報に注意深くなるという効果も生まれます。
これは「カラーバス効果」といって、ある特定のものを意識し始めると関連情報が自然と目に留まりやすくなる心理効果です。
今回紹介した方法はブログネタのみならず、日常的な会話や雑談などの話題作りトレーニングとしても有効と私は考えています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ネタが無かったのに、なんだか「メモの大切さ」みたいな着地点になってしまったいぶりがんこでした。

へば、まんず!

いぶりがんこ

いぶりがんこ

「スモーキー」で「薫り高い」モノが好き。

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