【第2弾】動画編集ソフト『Filmora(フィモーラ)』で、みらいワークのCMを作ってみた!

どうも、
前回みらいワークのCM風動画を作ってから、拍車をかけるように制作意欲が上昇中のいぶりがんこです。

今回も、Wondershare社の「Filmora(フィモーラ)」という動画編集ソフトを使い、制作した動画をみらいワークのインスタグラムにて投稿しました。


たった30秒という短い動画ですが、企業CMっぽさを意識して制作してみました。
また、新しく使った機能を盛り込んで編集してありますので、このブログでは動画に使った機能やテクニックを解説する第2弾として書き進めたいと思います。
ぜひ興味がありましたら、
最後までお付き合いくださいませ。

動画編集テクニック 3選

さっそくではありますが、今回の動画制作に用いたテクニックをご紹介しましょう。
使用するソフトや用語の説明は、前のブログでしましたので“新しく登場する言葉以外”は割愛させていただきます。
まだご覧になっていないという方は、ぜひ第1弾もどうぞ。


使用したテクニック 一覧

1.オブジェクトを動かす「キーフレーム」をより滑らかにする「イージング」
2.テロップテキストの「高度編集」
3.AIによる「テキスト読み上げ」


1.オブジェクトを動かす「キーフレーム」をより滑らかにする「イージング」

本動画に登場する動くオブジェクトにはそれぞれ、以前に紹介したキーフレームが使われています。
そのキーフレーム1つ1つに「イージング」を施し、オブジェクトの動きをより滑らかに表現されるようにしました。

・イージング

アニメーションに緩急を付け、物体をより滑らかな動きで表現すること。

フィモーラ13では、大きく分けて「カーブ」「イーズ」「リニア」「フリーズ」という4つのイージングが設定出来ます。
それぞれを比較した動画を作ってみたので実際にどんな違いがあるのか見てみましょう。


「カーブ」 … 慣性に従った、滑らかで曲線的な動きに
「イーズ」 … 始点・終点が滑らかで、自然な雰囲気の動きに
「リニア」 … 緩急のない一定速度の動き(デフォルト)
「フリーズ」 … 中間の動きを省略

フィモーラ13以前のバージョンでは、これらのイージングを自分でキーフレームを設定して制御する必要がありました。
しかし今バージョンからは、それが誰でも簡単に、しかもワンクリックで設定出来るようになったのです。

では、本動画の10秒辺りから登場する“説明する女性”を例に解説します。
まずはキーフレームパネル内でイージングを設定したい箇所、もしくは範囲を選択。
その後、同じ画面の上部にある「~」「⤴」「→」……みたいなマークのいずれかをクリック。
すると、画像のように設定したキーフレーム(◇マーク)の間になにやら小さな点が入ったり、曲線になったりされます。


たったこれだけでイージングが設定され、オブジェクトのアニメーションがより滑らかな動きになりました。
どうです、簡単でしょう?

2.テロップテキストの「高度編集」

テロップテキストを含むクリップには「高度編集」という機能があります。
この高度編集では、テキストのフォントやサイズが設定出来るほか、アニメーションや図形、画像、それらの表示のタイミング……などなど、
1つのテキストクリップ内で様々な編集が可能です。

例えば、冒頭の“モクモクと表示される吹き出し”を見てみましょう。


テキストクリップをダブルクリックし、「高度編集」を選択。
すると、下のような画面が表示されます。


一番上のレイヤーには「ホームページ、欲しいけど~~」というテキストが。
その下は全て丸型の図形となっており、円を描くように配置して1つずつの表示タイミングをずらしてあります。
このように、テキストだけでなく配置した図形にもアニメーションや表示タイミングを細かく設定が出来ます。
テキストをあえて削除し、図形や画像のみを編集して、それを吹き出しのテンプレートにする事も可能です。
アイディア次第で、オリジナルの吹き出しや、タイトルを入れる枠を制作する事ができるのでぜひ活用しましょう。

ちなみに……、
前の記事から使用しているアイキャッチ画像は、このテキスト高度編集で作って、スナップショットで画像化したモノなんです。

3.AIによる「テキスト読み上げ」

AIによる「テキスト読み上げ」が、フィモーラ13から使用する事が出来ます。
ただこの機能、使用するには「Filmora AIクレジット」というフィモーラ独自のポイントが必要となるので注意が必要です。
使用しているアカウントの契約内容によっては、ポイントに制限があります。
詳しくはこちらの「Filmora AIクレジット ユーザーマニュアル」をご覧ください。

機能の使用は簡単で、読み上げてほしいテキストクリップを選択し、タイムラインのツールバーから「テキスト読み上げ」のアイコンをクリック。


その後、いくつかある音声とトーン、読むスピードを選び、「OK」を押せば読み上げ音声の生成を開始します。
設定画面、右下の“Filmora AIクレジット”の残高に注意してください。


しばらくすると音声が完成します。
完成した読み上げ音声は編集画面のタイムライン下部“オーディオトラック”に新しく挿入されます。もしも生成された音声のみを使いたい場合は、読み上げ音声を生成した後、テキストクリップを削除すればOKです。
どうです、これまた簡単でしょう?

まとめ

さて、如何でしたでしょうか。
前回紹介した機能やテクニックと比べ、ワンクリックで出来るモノが多くなってしまいました。
しかしどれも、使いこなせば表現の幅が広がる機能なので、フィモーラをお使いの方はぜひトライしてみてください。
特にイージングは、キーフレームによる物体の動きの表現が自然になるのでかなりオススメの機能です。
動画編集をすでに触っている方や、これから触ってみたいと思っている方に、少しでも有益な情報となれば嬉しいです。

また何か作るかもしれない、いぶりがんこでした。
へば、まんず!

おらのPV作ってけろ

ねこへらアイス
ねこへらアイス
いぶりがんこ
いぶりがんこ

いいですけど…、
編集の素材ください

いぶりがんこ

いぶりがんこ

「スモーキー」で「薫り高い」モノが好き。

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