最近は自宅にいながら採用選考が受けられる「Web面接」が増えているようです。
この記事では、世界で最も過酷な仕事のWeb面接動画を紹介します。
✅週135時間勤務
✅労働環境最悪
✅休日無し、休憩無し
✅稼げない
それって、ブラック企業じゃないですか?問題ありですね。
ところがどっこい。今でも多くの人がこの職についているんだよ
動画のタイトルは「World’s Toughest Job」(世界でもっとも過酷な仕事)
数年前に話題になったので、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。
でも、数年前と今では、もしかしたら感じ方が違うかもしれません。
どうぞ最後まで、お読みください。
この記事の最後の方に、動画のURLをはっておきます。
人材募集
動画の最初は「人材募集」というタイトルから始まります。
面接官「こんにちは、お待たせしました。」
Web面接が始まります。
スーツを着た面接官が話はじめました。
―ネットと新聞で人材を募集―
応募者「こんにちは、はじめまして。」
面接官「この面接を受けたことがありますか?」
面接官「まずは、仕事の内容からお伝えします。これは簡単な仕事ではありません。
とても重要な仕事です。役職は、運営ディレクターです。(オペレーション・ディレクター)
でも、実際はこの役にとどまりません。
仕事上の責任はとても広範囲です。あなたが任される役職はとても流動的です。
さらに、ほぼすべての時間、立って作業します。
立ち作業とかがんだ姿勢で作業し、とても体力を必要とします。」
応募者「あ・・・OK。」
応募者「大変そうね。」
応募者「何時間くらいですか?」
面接官「週に135時間かそれ以上。基本的に週7日、毎日24時間。」
応募者「でも、途中で座ったりできるんですよね。」
面接官「休憩時間についてですか?休憩時間は、ありません。」
応募者たちは、とまどいはじめます。
応募者「それは合法なの?」
面接官「もちろんです。」
応募者「OK、お昼休憩は?」
面接官「お昼休憩は、すべての同僚が食べ終わった後です。」
応募者「いや、それは、ちょっとひどくないかな。」
応募者「だめよ。そんなのおかしいわ。」
面接官は続けます。
面接官「この職位は交渉力と交際力が求められます。
そして、私たちが必要としているのは、医学と金融学と栄養学に通じている人です。
複数の役職を兼任することが求められます。
常に周りに注意をはらい、時には同僚と徹夜ということも。」
応募者「一度も寝ることなく?」
面接官「大変な仕事をするのですから、あなたの私的な時間はあきらめてもらいます。
事実上、無休です。感謝祭、クリスマス、正月などなど、仕事量がもっと増えます。
やりがいのある仕事でしょう?」
ついに応募者がキレる
応募者「とってもクールね。ひどい冗談。笑えないジョークね。」
応募者「寝る時間は?」
面接官「ありません。」
応募者「もう、なんでもやらされるってことですか?」
面接官「そうです。」
応募者「1年365日?」
面接官「はい。」
応募者「No,非人道的だわ」
応募者「クレイジーだわ。」
現実に今もこの職についている人
面接官は、なおも続けます。
面接官「あなたが作る人間関係や、同僚を助けるといったことは、お金に換算されません。
それで、給料ですが・・・0です。」
応募者「今、何て?」
応募者「No,ただ働きってこと?」
面接官「ボランティアのような感じで、完全無給です。」
応募者たちは言葉を失います。
応募者「No!!」
あなたの身近にもこの職をやり抜いた偉人はいる
面接官「もし、わたしが現実に、今もまさに、この職に就いている人がいると言ったら?」
応募者「誰よ?」
応募者はたずねます。
面接官「お母さんですよ。」
面接官は答えました。
応募者「・・・え?」
応募者「お母さん。」
応募者「そうだ、すげぇ(笑)」
運営ディレクター=母親
応募者「(笑)」
面接官「願いを何でも聞いてくれたんじゃない?」
応募者「Oh My God! お母さん最高。」
応募者「そうよ、無料で、毎日24時間ずっとよ。」
応募者「お母さんを思い出したよ。」
面接官「どんなことを?」
応募者「毎日の、いや、全てのことをさ。」
応募者「お母さん、ありがとう。ママがしてくれたこと全てに。心から愛しているわ。いつも傍らにいてくれたことも。本当に、どんな時だって・・・・私のママは最高だわ。」
―母の日に感謝の心を届けましょうー(ギフト会社のCM)
URL https://www.youtube.com/watch?v=WcidfzfIWdE
世界中の運営ディレクターに感謝を
うぅ・・・感動の涙で前が見えません!
ただのCMに、そんなに感動してくれるとは。
ネタばれすると、ギフト会社のCMです。
いかがでしたか?
最も過酷な仕事をやり抜いた偉人が、わたしのすぐそばにも居ます。
ところが、この動画にわたしが気づいたときは、母の日が過ぎていました。
でも、「ありがとう」という言葉に期限はないはずです。
また、運営ディレクターがお父さんだった人、祖父母だった人もいるでしょう。
世界中の運営ディレクターに、感謝の気持ちを捧げましょう。
「どうもありがとう。」