Twitterの青い小鳥マークから黒が基調のXのロゴに変更になり、Twitterはどうなってしまったのか戸惑っていませんか?
大丈夫、かつてのTwitterと同じ使い方をしても別に問題ありません。
けれども、Twitterはイーロンマスクに買収され、Xになったことで大きな変革を起こしています。
この記事ではXの攻略方法と収益化する方法を、簡単にわかりやすく解説します。
この記事でわかること
✅SNSの基本のおさらい
✅収益化への道 Step1
✅収益化への道 Step2
✅X(旧Twitter)のアルゴリズム 2023年8月
イーロンマスクが本社の看板をXに変えようとしたところ、クレームが相次いだらしいよ。
それって、熱烈なTwitterユーザーがクレームつけたの?
いや、ビルのオーナーが警察に『許可も取らず通行止めにして、クレーンで作業している』と通報したとか・・・
周辺住民から『屋上にXの輝くネオンの看板がまぶしくて眠れない』とか
あいやー・・・、なにやっても言われるんだね。イーロンマスクは。
今回のXの新機能も不平不満言う人はいるよ。
いやー、天才はつらいっすね。よかった、天才じゃなくって。
わたしも。
SNSの基本のおさらい
X(旧Twitter)に限らず、すべてのSNSに共通する基本をさくっと簡単におさらいします。
基本はじゅうぶんわかっているからさっさと本題に入りなさいという方は、ここは読み飛ばして結構です。
①SNSを攻略したいならプロフィールを見直せ
・何の情報を発信しているアカウントかを、ユーザー側がわかるようにしておく
・キャラクター設定をこまかく決めておき、覚えやすくする
②発信するタイミングと内容
・自分の発信ジャンルと合っていれば、トレンドを取り入れる
・1日に何度も発信する
・引用リツイートを活用する
③これだけは注意!!今はNGな行為2つ
・かつては、なんでもフォローしてフォローバックしてもらう手法がありましたが、今はスパム扱いさ れるので注意してください。
・スパムなどの有害なツイートを規制するために、Xではアフィリエイトに関する規制も厳しく設定されています。 ツイートに直接アフィリエイトのリンクを貼ってしまうとアカウントが凍結されたり、制限をかけられたりしてしまうことがあります。
収益化への道 Step1
Xの攻略を考えるならイーロンマスクの考え方を知るのが近道です。
Twitterを買収する前から、イーロンマスクには
【 Everthing App:なんでもできるアプリであらゆることが可能になる世界を目指す 】という夢がありました。
Twitterを買収するときも、買収成立前からこんなことを言っています。
「手早く既存のユーザー数を使って、自分のなんでもアプリの実現を早めることが目的だ。」
今までのTwitterといえば、集客ツールでしかありませんでした。
たとえば、ブログやYouTubeに飛んでもらうツールでしかなかったのです。
しかし、これからXは直接稼いでいくプラットホームに変わります。
①有料課金でTwitter Blue✅マークを付ける
かつては有名人の公式マークだったブルーの✅マークが、今は一般人でも個人でも有料で✅マークが付けられるようになりました。
企業の場合はゴールドで、政府関係はグレーの✅マークです。
Twitter Blueの料金は、スマホアプリから申請すると月額 1,380円、ウェブサイトから申請すると月額 980円です。
スマホからだとアプリを通して申請するのでAppleに30%支払わなければなりません。
これが俗にいうApple税と言われる所以です。実際は税金ではありませんが、世界中の非難を浴びてそう呼ばれています。
✅マークは、ウェブサイトからの申請のほうが断然お得です。
すみませーん。これじゃ収益化じゃなくて、損益化じゃないか?
最後まで聞け、若者よ。
★Twitter Blue(XになってからはBlueのみで表記される場合もあります。)でできること
・ツイートを編集できる(取り消しやうっかりミスを訂正できる)
・広告数の半減
・長文ツイートできる。最大500文字。連続ツイートすれば長い記事の投稿も可能に
・テキストの書式設定ができる。太字や斜体。ブログのようになる
・ブックマークに保存したツイートをあとで見つけやすいようにフォルダに分けて整理できる
・アプリ自体のアイコンカラーや、デザインを変更できる
・おすすめや、検索結果で上位表示
・長尺の動画のアップロード
・ショートメールによる2段階認証
★Twitter Blueのデメリット
・月々の料金
・アカウント名を変更すると✅マークは、はずれてしまうらしいです。しばらくすると戻るようですが・・・
収益化への道 Step2
やっぱり我慢なんねーっす。課金してTwitter Blueになって、検索上位に表示したところで収益化できなかったら月々マイナスじゃないっすか?
いい質問だね。いぶりがんこ君。そこで紹介するのが Step2のサブスクリプションだよ。
毎月課金して✅マークを手に入れると、検索結果の上位表示、長尺の動画のアップロードや、長文のツイートができます。
Twitter Blueでの課金は、ゲームでいう武器を手に入れるようなものです。
Twitter Blueでできることを駆使してあなたのファンを作るのまでが Step1でした。
Step2では、あなたのファンを増やしてあなたに課金してもらいましょう。
①サブスクリプションで収益化
従来のTwitterはインフルエンサーという数千または数万人のフォロワーを持つ人が影響力を持っていました。
これからは、発信内容に共感したり有益と感じたりした人があなたのファンになり影響力を持つと考えたほうがいいでしょう。
フォロワー数よりも中身の濃さなのです。
あなたは、Xの中でのクリエイターです。
このクリエイターにならお金払ってもいいなと思った人があなたに毎月課金するのです。
今までは、有料級のコンテンツを発信しようとしたら、Twitter以外のアプリに誘導しなくてはいけませんでした。
今までの収益化方法
・Twitterからnoteの有料記事へ誘導
・LINEでの友達登録を促す
・メルマガ登録を促す
これは、ユーザーにとってとても面倒な手続きです。
アプリを変えてユーザー登録するのは、ひと手間もふた手間もかかって、よっぽどの熱烈なファンでない限り逃げてしまいます。
これからは、あなたは X だけで、毎月自分が作ったコンテンツで収益化することができるのです。
金額について、配信するあなたは3種類から選択できます。
2.99ドル / 月(424円) 、 4.99ドル / 月(709円) 、 9.99ドル / 月(1,419円)
サブスクライブを開始するには以下の条件が必要です。
・500人以上のフォロワー
・30日以内のTwitter活動
・18歳以上であること
この3つをクリアしていれば誰でもサブスクライブが可能です。
誰でも可能ですが✅マークを付けたほうが有利な世界ですから、✅マークを Step1、サブスクリプションを Step2としました。
収益化するなら、✅マークに支払う月額 980円以上の売り上げをあげればいいのです。
たとえば、ファンがあなたにに支払う金額が4.99ドル / 月(709円)なら、2人以上がサブスクリプションしてくれれば黒字です。
2.99ドル / 月(424円)なら3人以上で黒字です。
そして、Step2はもうひとつあります。
②✅承認済みクリエイターに広告収入分配を開始
イーロンマスクはXの認証済みのクリエイターには、広告収入の分配を開始するとツイートしました。
広告分配の要件は、
・✅マークに登録していること
・過去3か月間のインプレッション数が少なくとも500万回あること
・Twitter(の人間)による審査
・Stripeのアカウント (分配はStripeで行うため)
・ポリシーの順守。また、暴力的コンテンツなどコンテンツ収益化に関する基準を満たないツイートは、収益化の対象にならない
「過去3か月間のインプレッション数が少なくとも500万回あること」これは、3か月間の投稿の表示回数が500万回以上ということです。
正直に言いますが、クリエイターたちはこの制約に苦戦しています。
なぜなら、常に高いインプレッション数(表示回数)を維持するのは、大変難しいからです。
では、具体的にどうすれば高いインプレッション数(表示回数)を維持できるのでしょうか。
それには、Xの中を巡視しているコンピューターのルールを知るべきです。
Xの中を巡視しているコンピューターのルールをアルゴリズムといいます。
X(旧Twitter)のアルゴリズム2023年8月
アリゴリズムは定期的に変更されるので、この記事を書いている2023年8月時点での情報です。
2023年8月のアルゴリズムをツイートしている有名なXユーザーさんがいます。
その方のツイートを日本語訳して解説します。
アカウントは@NFT_GODです。
・動画コンテンツがあつい
タイムラインに人気動画がより流れるようになりました。
・サブスクリプション
サブスクリプションを提供する人がおすすめに表示されるようになります。
・位置情報の活用が進む
あなたの居住地の人気投稿が表示されます。
・タイムラインに48時間前までのツイートも表示されます
・他社のSNSの名前を出すと表示されなくなる (噂は本当でした)
新機能:投げ銭機能がXコインになる
Twitterユーザーは、Twitterスペースでの会話にTipsを使ってすでに投げ銭をしています。
今後も、Xのアプリ内でお金のやり取りは続くでしょう。
なぜなら、金融関連は PayPalを作ったイーロンマスクの得意分野だからです。
投げ銭はさらに進化して送金出来たり、暗号資産をやり取りできたりするでしょう。
イーロンマスクは、Xコインを使うと発言しています。
いえ、この記事を書いている間にアメリカではXコインが使えるようになりました。
・投げ銭機能に、Xコインが導入される
最後に
現在、SNSはどの会社も力を入れて開発していて、日々情報が更新されます。
この情報もあっという間に古くなるかもしれません。
時代の変化にあって生き残るものは、いつの時代も強いものではありません。
変化に順応して、自らも変化していくものが生き残ってきました。
ダーウィンの進化論でもそうですよね。
新しいXをうまく攻略して、あなたの発信活動の参考になれば嬉しいです。