【誰でも使える!】Canvaの小技・応用テクニック 3選

はいどうも、いぶりがんこ です。
誰でも簡単にデザインが楽しめるツール「Canva(キャンバ)」を知っていますか?
使いやすくて機能も豊富なため、
みらいワークの中でも、使用している方を多く見受けられます。
Canvaには無料と有料のプランがあり、
無料プランでも、切り抜きや画像エフェクトなど、
様々な機能が使用できるため、使い勝手の良さが大きな魅力でしょう。
素材も豊富に用意されており、初めての方でも触れやすくなっています。

さて、今回はそのCanvaについて、
私が普段よく使う面白いと感じた「小技・応用テクニック集」というテーマで進めたいと思います。
もちろん、無料・有料プラン関係なく活用可能なテクニックなのでご安心ください。

オススメの小技・テクニック 3選

さっそくではありますが、
私がオススメするCanvaの小技・テクニックを3つご紹介いたします。

✅ テキストの重ねテクニック
✅ 影絵風アイコン・シルエット
✅ 断面っぽさを表現

テキストの重ねテクニック

オススメ度:★★★★☆

Canvaのテキストには、
「影付き」や「浮き出し」、「中抜き」……等々、
様々なエフェクトが設定できるのはご存じでしょうか?

設定方法
テキストをクリック > エフェクト > 効果を選択


効果の強度や色、線の太さなどを細かく調節できるので、
テキストを目立たせるには最適な手段です。
でも少し、表現の幅が狭いと感じる事ありませんか?
そんな時使えるのが今から紹介する「重ねる」テクニックです。

手順

① まずはお好みのフォント、サイズのテキストを作成。

フォントはお好みで大丈夫ですが、
線が太くてハッキリしたモノが見やすいのでオススメです。
今回は「たぬき油性マジック」というフォントを選んでみました。

② テキストにエフェクトを設定。

今回はエフェクトから“袋文字”を選択します。
袋文字の“太さ”と“カラー”は後で調節も可能なのでそのままでも大丈夫です。今は見やすくするためにカラーを“赤”に変更してあります。

③ テキストを複製。

エフェクトを設定したテキストを右クリックもしくは、
テキスト選択時に上部に出るツールバーから“複製”を選択しましょう。

④ 片方のエフェクト設定を変更。

どちらか片方のテキストを選択し、エフェクトの強度やカラー、サイズを変更しましょう。

変更内容
サイズ : 50 → 100
カラー : 赤 → 青


今はわかりやすくするため、上のように変更しましたがお好みの設定でも構いません。

⑤ レイヤーを調節して、重ねる。

エフェクトのサイズが大きい方のテキストを“レイヤー下”に配置。
後はこの2つのテキストを重ねましょう。

⑥ 全体を調節したら完成。

後は、それぞれに設定した袋文字の“太さ”や“カラー”、
テキスト自体の色も好きに変更してみてください。
気に入ったテキストが完成したら、
2つのテキストを選択された状態で“グループ化(Ctrlキー + G)”すればズレる心配もなくなります。


他にも……、
この方法を応用すればこんなテキストも作れるので、
ぜひ挑戦してみてください。


影絵風アイコン・シルエット

オススメ度:★★★☆☆

素材を一色で塗りつぶして、影絵風のアイコン・シルエットにしたい時ありませんか?
Canvaに素材を塗りつぶす機能自体はありませんが、ちょっとした小技で疑似的に素材を塗りつぶす事ができます。

設定方法
素材をクリック > 画像を編集 > ダブルトーン > カスタム


真っ黒なシルエット以外にも、
単色であれば、“赤”や“青”と言ったカラーのシルエットも簡単に作れます。
オリジナルロゴやステッカー、アイコンの作成時に使えるテクニックだと思いますので、ぜひ真似してみてください。

手順

① 好きな素材を配置。

まず始めに、ここで注意点です。
素材は必ず “背景が透過されたモノ” を使用してください。
また、素材の一部分を塗りつぶす事もできないので注意してください。
今回はシルエットにした時に、形がわかりやすい鳥のイラスト素材を配置してみますが、お好きな素材を配置してもらって大丈夫です。
使える素材は “背景が透過されたモノ” である事をお忘れなく。

② “画像を編集”から“ダブルトーン”をクリック。

配置した素材を選択したら、上部のツールバーにある“画像を編集”をクリック。
エフェクト項目の中にある“ダブルトーン”を選択します。

③ ダブルトーンの設定。

今回は一番上にある“カスタム”を選択しました。
ダブルトーンには“チェリー”や“ポップ”など、
様々な色彩に設定できる項目がありますが、どれを選んでも大丈夫です。

④ “ハイライト”と“シャドウ”を揃えたら完成。

ダブルトーンを選択したらその中にある、
“ハイライト”と“シャドウ”のカラーを変更すれば、
シルエットの完成です。

他にも……、
ハイライトとシャドウのカラーを同じにさえすれば、
様々な色のシルエットが作成可能です。


断面っぽさを表現

オススメ度:★★☆☆☆

野菜や果物の素材を真っ二つに切り抜いた時、
なんだか物足りなさを感じる事ありませんか?
……普通ないですよね、えぇ。
これから紹介する方法は “素材の断面をそれっぽく表現する” というモノで、
正直そこまで使用頻度もクオリティも高くはありません。
ですが、個人的に面白いと感じた小技なので紹介したいと思います。

手順

① 素材を配置。

断面をそれっぽく表現したいので、今回は“イチゴ”の素材を選んでみました。
美味しそうな素材ですよね。

② 素材を複製し、中央に揃える。

素材を複製して、どちらも“上下・左右 中央添え”にしましょう。
やり方は、素材をクリックして上部ツールバー“配置”からできます。

③ 切り抜きで真っ二つ。

素材をダブルクリックすると“切り抜き”の編集に切り替わります。
素材の隅に現れた切り抜き範囲のツマミで、先ほど配置した素材の一方を“上半分”、またその一方を“下半分”に切り抜きましょう。
今回の切り抜きの縦横比は“フリーフォーム”で行います。

④ 切り抜いた素材同士を離す。

上部と下部とで切り抜きが完了したら、素材同士を切り離してみましょう。

⑤ 図形の“丸”を配置。

素材タブの中にある、図形から“丸”の素材を見つけて配置してください。
下の画像のように、縦横のサイズを調節して“横長”にしましょう。

⑥ 下の切り抜き素材に合わせる。

配置した横長の丸を、下の切り抜き素材の横幅に合わせましょう。
細かい調整なので、画面を拡大(Ctrlキー + マウスホイール)すると楽ですよ。

⑦ 横長の丸素材のカラーを変更。

先ほど横幅を調節した丸素材を選択し、カラーを変更しましょう。
“新しいカラーを追加”からグラデーションタブを選び、
「赤・赤・薄ピンク・赤・赤」みたいな感じに色を設定。
スポイトでイチゴの色を引用すると楽です。
その後、すぐ下にあるスタイルから、
“円グラデーション(0%/0%)”を設定してください。(←ここは好みで良さそう……)

⑧ 全体を調整したら完成。

合わせた素材同士は“グループ化(Ctrlキー + G)”しておくとズレにくくなります。
あとは傾けたり、他の素材を追加したり、
横長の丸に枠線を入れたりと全体を調整したら完成です。
断面っぽさが表現できているのではないでしょうか?

まとめ

以上、
Canvaの小技・テクニック 3選 でした。
今回紹介した小技は、「有料・無料プラン」どちらのユーザーでも使用できます。
知らなかったテクニックがありましたら、ぜひ真似してみてください。
デザインの幅が少しでも広がる、お手伝いになったのであれば嬉しいです。

そして先日、
ついにみらいワークでは、“有料プラン”でのCanvaの運用を始めました!
より多くの素材や機能が使用できるようになったので、さらに快適なデザイン作成ができる事でしょう。
今後どんな作品がみらいワークから生み出されるのか。

ワクワクしている、いぶりがんこ でした。
へば、まんず!

いぶりがんこ

いぶりがんこ

「スモーキー」で「薫り高い」モノが好き。

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