その常識はもう古いかも!? 新常識にアップデートしよう! ―前編―

「鎌倉幕府が開かれたのは何年?」
これは先日、とあるクイズ番組で出題された歴史の問題です。
私は「1192(いい国)作ろう鎌倉幕府」で覚えていたので、脳内で即答していました。
しかしなんと、不正解だったのです。
驚きました。
え?一緒にいい国作ろうって言ったじゃァないか!(いや、誰)
現在「1185年(いい箱)」が新説として正しいとのこと。
まさか昔から常識と信じていたことが、今では通用しないとは……。
これは新しい常識に、自身をアップデートせねばなりませぬ。
というわけで、今回は「昔とは異なる新常識」について、前編・後編と2回に分けてまとめてみたいと思います。

昔とは異なる新常識

今回、昔とは異なる新常識をご紹介したいと思います。
ジャンルを問わず、調べている中で私いぶりがんこが「へぇ~」と思ったモノをまとめてみました。

新常識①「大名行列の前を横切ると斬られる」について

こちらは冒頭にあったような、歴史の新常識です。
大名行列とは、江戸時代に大名が公の場に出る際、規定の人数を整えた長い行列のこと。
この大名行列の前を横切った庶民は“すぐさま”その場で斬り捨てられる、と教えられた人も少なくないはず。
これを「無礼討ち」というのですが、実は“すぐさま”ではなかったようなのです。
警告をしてもなお横切った場合にのみ無礼討ちが認められ、実際に斬られるのはごく稀でした。
また、無礼討ちをした側にも責任を負わせていたそうです。


お堅いイメージのある大名行列。
時には大槍を振り回し、武芸を披露するといったパフォーマンスで庶民を楽しませていたとか。
また、行列が通過している間「土下座」をしなければならないというのも間違いで、実際は行列の妨げにならないよう道のわきに避けるだけで大丈夫でした。
ただし、当時の幕府を治める“徳川御三家”の行列だった場合のみ、「土下座」をする必要があったそうです。

思ってたんと全然ちゃうぅ‼

ねこへらアイス
ねこへらアイス
いぶりがんこ
いぶりがんこ

なんかキャラ変わってませんか先輩



新常識②「カメレオンの身体の色」について


目や身体の動きと、独特な見た目で人気のあるカメレオン。
身体の色が変わる不思議な生き物としても有名です。
多くの人は、周りに擬態するため“体色を自在に変えられる”と思っているのではないでしょうか。
実はカメレオン、自身の体色を自在にコントロールできるわけではない、ということが最近わかりました。
体色が変わる理由は主に、気分(心理状態)や温度、光、湿度、繁殖期などが関係しています。
気分で色が変わるなんて、なんだか可愛いですね。

あやぁ~、めんこいごどぉ~
(あら~、可愛いねぇ~)

ねこへらアイス
ねこへらアイス
いぶりがんこ
いぶりがんこ

キャラが迷子ですよ先輩



新常識③「炭酸飲料は骨や歯を溶かす」について

小学生のころ、私いぶりがんこが所属していた野球部のコーチは言いました。
『炭酸系の飲み物、特にコーラは骨を溶かすから、飲むのは禁止です』と。
その場にいた部員の数人が「えぇ……」と小さく声を漏らしていました。私もその1人です。
スポーツ系の部活動をしたことのある人であれば聞いたこと、言われたことがあるのではないでしょうか。


実際のところ“炭酸飲料”が骨や歯を溶かすには、長いこと付け置く必要があります。飲み物ですので、歯に接する時間は短く、骨に至っては触れることがありません。
よって、安心して飲めるとのことでした。

いぶりがんこ
いぶりがんこ

虫歯にはなるので、歯磨きはしましょうね

ガッテンでぇい!

ねこへらアイス
ねこへらアイス



新常識④「お風呂場の換気方法」について

最も湿気がこもりやすく、カビが気になるお風呂場。
換気のためと、窓を開けたり、脱衣所とのドアを開けて換気扇を回したりしていませんか?
実はそれ、すごく効率が悪い方法だったのです。
ドアを開けたまま換気をすると、脱衣所に湿気が流れ込みます。すると、壁や天井がシケり、結果的にカビや悪臭の原因に。


お風呂場の正しい換気方法は「ドアや窓を閉めて換気扇を回す」こと。
できるだけ密室に近づけることで、より効率的に換気をすることが可能なのです。
近頃、お風呂場の換気扇はアパートや住宅の“部屋全体”の換気を担っていることがあります。
なので、なるべく24時間換気がオススメです。


新常識⑤「ぎっくり腰は絶対安静」について

“ぎっくり腰”になった経験はありますでしょうか?
私いぶりがんこは5回ほどぎっくり腰を経験しています。
1回目はストレッチ中に、2と3回目は度重なる大雪の除雪作業で。
4回目はおそらく椅子から立ち上がった拍子に、5回目に至っては朝起きたら痛かったので原因不明。
ぎっくり腰の治し方と聞くと、大半の人が「絶対安静」と思い浮かべるのではないでしょうか。
実は今、ぎっくり腰は「動かして治す」が新常識となっています。
もちろん無理は禁物ですし、正しい方法で動かすことも重要です。
なので、私が参考にしているストレッチ動画を載せておきます。痛みの原因も解説しているので合わせてご覧ください。


無理せず、可能な範囲内で動かしましょう。
私自身これを実践してから早く治るのはもちろん、以前よりぎっくり腰になることが減り、予防にもつながっている実感があります。


新常識⑥「目薬のさし方」について


目薬のさし方といえば、顔を上に向けてさすのが一般的ですよね。
ここでの新常識はさしたその後。
パチパチ、と瞬きを繰り返していませんか?
誰に習ったわけでもなく、なんとなく薬液が眼に行き渡る気がしてやっているその行動。
実は、逆に目薬の効果を下げてしまっているかもしれません。
瞬きには目の表面に“涙の膜”を作る働きがあります。さした後に繰り返すと、涙が目薬の濃度を下げてしまい、溜まった涙は涙腺から鼻、口へと流れていきます。
さした後に口の中が「苦い……」と感じるのはそのせいなのです。
正しい目薬のさし方は以下通り。

1. 上を向いて下まぶたを軽く押さえる。
2. 処方に従った量をさす。
3. そのままゆっくりと目を閉じ、涙腺のある目頭を指で軽く押さえる。


瞬きをしたくなる気持ちをグッと堪え、目薬が眼に浸透するのを待ちましょう。
ちなみに「目薬を目頭の肌を伝わせて眼に入れる」という人が稀にいます。
肌の表面に付着した見えないゴミや花粉、雑菌を一緒に眼に入れることになるので絶対やめましょう。

ホンマでっか !?

ねこへらアイス
ねこへらアイス
いぶりがんこ
いぶりがんこ

先輩、ある意味キレッキレですね



ひとまず……

前編はこれくらいにしたいと思います。
「えっ、そうだったの?」と思うような新常識はありましたか?
普段の生活に関係しそうな話題を多めに紹介してみました。
後編も引き続き、新常識となったモノをまとめていきますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

へば、ひとまずこの辺で!
後半さ続く——ッ

いぶりがんこ

いぶりがんこ

「スモーキー」で「薫り高い」モノが好き。

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