電気代高騰でお財布がピンチ!? この夏、私たちにできる暑さ対策 室内ver.

電気代の値上げが留まるところを知りません。
大手電力各社は2023年6月から電気代を約15~39%の値上げを決定。
物価高のご時世に電気量の値上げも続き、お財布に厳しい夏になりそうです。
無理な節約をしたことでストレスを抱えたり、体調を崩したりしては元も子もありません。
なるべくお金をかけずに、これから迎える夏の暑さを凌ぐ方法はないのでしょうか……。
というわけで、今回は「暑さ対策 室内ver.」というテーマで少し語りたいと思います。

すでに暑い日が続いてて、
正直しんどいね……

ねこへらアイス
ねこへらアイス
いぶりがんこ
いぶりがんこ

っせ、先輩ちょっと溶けちゃってませんか⁉


注意すべきこと


暑い日に最も気を付けなければならないのが「熱中症」です。
この時期になると、テレビメディアでも大きく取り上げる話題でもあります。
熱中症は室内外を問わずなる可能性があり、高齢者などは気付かないうちに発症しているなんてことも。
今さらでもありますが「熱中症」について確認しておきましょう。

主な症状 一覧

✅立ちくらみ
✅こむら返り
✅身体に力が入らない
✅ぐったりする
✅呼びかけへの反応がおかしい
✅痙攣(けいれん)がある
✅まっすぐに走れない
✅歩けない
✅身体が熱い


軽度な場合でも、立ちくらみや、呼吸や脈が速くなる、くちびるのしびれなどの症状が出ることがあります。
自分だけでなく、周りにこのような症状になっている人がいないか、気配りも忘れてはなりません。万が一、友人や家族など発症していたら、すぐさま処置しなければ危険です。

熱中症にならないために……

1.こまめな水分補給をする

なんと言っても、こまめな水分補給が大切です。
だからといって、一気飲みするのは非常に危険なのでやめましょう。
のどの渇きを感じる前に、少しずつ飲むことを意識してください。大量に汗をかいている場合、可能であれば塩分の補給も、同時に行えるとさらに良いです。
コーヒーやお茶など利尿作用のある飲み物は避け、スポーツドリンクや経口補水液といった水分補給に特化した飲み物がオススメ。糖質や塩分が気になる場合は、水で薄めて飲む方法も有効です。


2.涼しい服装を選ぶ

「通気性・吸湿性・速乾性」のある服装を選ぶようにしましょう。
機能性のほかに、首や胴回りにゆとりがあり、全体的にゆったりとしたモノがオススメです。
締め付けの多い服では、内部に熱がこもりやすく、大量の汗をかいてしまいます。
機能性がよく、ゆとりのある服装で揃え、なおかつ着替えも用意できると清潔で安心です。


3.生活習慣を整える

普段の食生活や睡眠の質を整えましょう。
食事は一日三食を意識し、食材は熱中症予防に効果があるとされる豚肉や豆製品(豆腐…etc)を摂るのがオススメ。
夏場の睡眠は、暑さで寝付けないことが大半です。
疲労や睡眠不足が重なると体温調節機能が低下し、熱中症になりやすい身体になってしまいます。
エアコンや氷まくらなどを活用して、なるべく睡眠の質を下げないように心掛けましょう。


4.室温を適切な温度にする

エアコンの使用や窓を開けて風を通すなどして、室温を適切な温度に保ちましょう。
外気温との温度差による身体への負担を防ぐため、エアコンは室温28℃を目安に設定します。
それでもエアコンの温度を下げたいときは、室温24℃を下回らないように注意。
風を通す場合、開けた窓と対角線上にある窓をもう1つ開けて、効率よく風を通すようにしましょう。また、扇風機を開けた窓に向かって配置したり、換気扇を回したりすれば、より部屋の熱を逃がすことが可能です。


5.暑さに身体を慣れさせる

普段から身体を暑さに慣れさせておくことも大切です。
ある程度の暑さに身体が慣れていれば、急激な体温上昇を防ぐことができるようになります。
夏本場を迎える前に、適度な運動や入浴などをして、暑さの予行練習をしておきましょう。もちろん、水分補給もお忘れなく。

ちょっと今からサウナに行って慣らしてくる

ねこへらアイス
ねこへらアイス
いぶりがんこ
いぶりがんこ

先輩はアイスなんだから行っちゃだめです‼


暑さ対策アイテムと方法


今回のテーマである暑さ対策は「室内」に重点を置いています。
その方法とはどういったモノがあるか、少しまとめてみましょう。

保冷剤・氷まくら・水を凍らせたペットボトルを用意する

自宅の冷凍庫で、保冷剤や氷まくらなどの冷却グッズを凍らせておくと非常に重宝します。冷却グッズが無ければ、空のペットボトルに水を入れて凍らせておけば代用が可能です。
膨張した氷によってペットボトルが破損することがあるので、中に入れる水は8分目くらいにしましょう。
主な使用方法は、身体の、特に首元や脇などの太い血管が通る部位に当てて冷やすこと。
直接肌に冷却グッズを当てると「凍傷」になってしまう恐れがあるので、タオルなどを巻いて使うようにしてください。
水を凍らせたペットボトルであれば、溶けた氷水を飲むことも出来るので、身体の冷却と水分補給を同時にできて一石二鳥です。
ただし、必要以上に身体が冷えてしまうことがあるので、十分注意しながら使用しましょう。


自宅でも風通しの良い服装を着る

室内の場合でも、ゆったりとした風通しの良い服装が望ましいです。
なるべく締め付けなどが無く、通気性や速乾性などに優れた服装を選ぶことがポイント。
部屋着とはいえ、清潔感は保ちたいモノです。汗を大量に吸ってしまったら、着替えるようにしましょう。
夏っぽい見た目の「甚平」なども風通しがよく、効果的です。
ちなみに、夏場の私はいつも甚平で過ごしております。


我慢せずにエアコンを使う

電気代は節約したい!……その気持ちは痛いほどわかります。
だからといって節電のために我慢を重ね、体調を崩してしまっては本末転倒です。
そうならないためにもエアコンは活用していきましょう。
同時に、扇風機で空気を循環し、カーテンで外から入る日光を遮断することで、効率良く冷却することができます。
家電を上手に使って暑さ対策をすることも大切なのです。

大量にアイスを買い込んでおこうかな

ねこへらアイス
ねこへらアイス
いぶりがんこ
いぶりがんこ

いいですねぇ。
でも食べ過ぎには注意ですよ


【おまけ】扇風機を浴びながら寝るのって危険なの?


『扇風機を浴びながら寝ると死に至る』そんな怖い話を聞いたことはありますか?
ネットニュースやSNSでもたまに囁かれる話題なのですが、実際のところ本当に危険性があるのでしょうか。
私も扇風機を浴びながら寝ることがあるため、非常に気になったので調べてみました。

危険性について

結論からいうと扇風機の風を寝ながら浴びる行為で死に至ることは考えにくいとされています。
危険といわれるようになった、そもそもの要因は「亡くなった方の部屋では扇風機が動いたままだった」という報道が過去にあったからです。この報道を見た、聞いた人が「死因は扇風機だ!」と決め込んだことで広まった「都市伝説」といわれています。
現在では「扇風機が直接的な原因になるとは医学的にも認められない」という結果に落ち着きました。

注意すべきこと

それでも、扇風機の風を浴びながら寝るときに注意すべきことがあります。
それは「寝冷え」です。
人の身体は眠りに入ると、副交感神経が有利になり、体温が自然と下がるのです。そのうえで、身体の外からも冷やしてしまうと、必要以上に身体が冷えて「寝冷え」の原因となってしまいます。
長時間浴びないようにタイマーを設定したり、首振り機能やリズム風を使用したりして、身体が冷えすぎないよう十分に対策しましょう。


最後に

非常に簡単にではありましたが、室内でできる暑さ対策についてまとめてみました。
「なるべくお金がかからない方法を」と考えていたのですが、結局エアコンなどの家電に頼るという結果に……。
しかしながら、近年の暑さが異常なのもまた事実です。
電気代への心配が常に付きまといますが、エアコンなどの使用もまた“勇気”。
体調を崩してしまわないよう、上手に使うことが夏攻略のポイントなのです。
今となっては、私の部屋にもエアコンがあります。
以前、なかったときには濡れタオルを首に巻き、水を凍らせたペットボトルを脚の付け根に当て、さらに扇風機の風を浴びるという荒業をしていたモノです。(遠い目)
いつも想像以上に冷えすぎて、お腹を壊していたいぶりがんこでしたとさ。

へば、まんず!

いぶりがんこ

いぶりがんこ

「スモーキー」で「薫り高い」モノが好き。

最近の記事

  • 関連記事
PAGE TOP