Appleは、2023年5月16日、障がい者をサポートする新しいiPhoneの機能を発表しました。
発表された新しい機能を使えば、よりたくさんの人がiPhoneを楽しむことができます。
障がい者をサポートするって、どんな機能なんだろう?
記憶力、思考力、視力に困難を感じる人や、うまく声が出せない人を助けてくれる機能だよ。
記憶力や思考力も?最近、気になってるんだよね。
わたしは、いぶりがんこの100倍気になってるよ。
Appleが発表した新機能には、AIを採用しています。
どんな機能で障がい者をサポートしてくれるのでしょうか?
この記事でわかること
✅2023年後半に登場予定の新しいiPhone機能とは
✅認知機能、視力、聴力、身体機能をサポートする内容
✅新しいiPhone開発をするAppleのポリシーとは
新しい機能って何?
Appleが発表した新しい機能は
①「Assistive Access」(アスィスティブ アクセス)、
②「Live Speech」(ライブ スピーチ)、
③「Personal Voice」(パーソナル ボイス)、
④「Point and Speak」(ポイント アンド スピーク)
の4つです。
うわっ!英語でわかりにくい。すでに思考力がついて行けません。
落ち着いて、大丈夫、わたしも同じだから。
よけいに不安です。
これらは、認知能力や話す能力、視力に困難を感じる人たちが、iPhoneをもっと使いやすくするための機能です。
Appleの新しい機能を見てみましょう!こんなにすごいことができるんですよ。
①アシスティブアクセス: 補助的アクセス
難しいことを簡単に
Appleは、iPhoneやiPadを使うのが難しい人たちのために、「アシスティブアクセス」という新しい機能を作りました。
これは、難しいことを簡単にする助けになります。
どうやって動くの?
たとえば、カメラや写真、音楽、電話、メッセージなどのアプリを使うとき、たくさんのボタンやメニューが出てきて、どれを選んだらいいのかわからないことってありませんか?
はい、わやになります。
秋田弁で混乱するという意味ね。
わやになっても、この「アシスティブアクセス」があれば、それらをシンプルにわかりやすくしてくれます。
必要なボタンだけが大きく表示されるから、使うのがラクになります。
たとえば、ホーム画面のアプリ表示を
より視覚的レイアウトを選択するか、文字列を好むユーザー向けに行ベースのレイアウトかを選択できます。
また、メッセージアプリでは、視覚的なコミュニケーションを好むユーザーのために、絵文字専用のキーボードがあります。
②ライブスピーチ:ライブ通話
お話しできない人でも音声で会話に参加
「ライブスピーチ」は、話すことが難しい人たちのための新しい機能です。
これを使えば、 文字を入力するだけで、その文字を声に出してくれます。
これにより、電話やFaceTimeの通話、そして直接の会話でも、自分の思っていることを声に出して伝えることができます。
英語で入力するんですか?無理ゲーです。
残念ながら今のところは、日本語対応ではありません。
③ パーソナルボイス:個人の声
声を失う前に自分の声を登録しておく
「パーソナルボイス」は、話すことができなくなる可能性がある人たちのための機能です。
これを使うと、自分だけの声を作ることができます。
たとえば、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気で、徐々に話すことが難しくなる人たち、
話す能力を失うリスクがある人たちが事前に自分に似た声を作成できるのです。
まだ声が出るうちに、ランダムに出されたテキストを読み上げて15 分間の音声を録音します。
完成したパーソナルボイスと、ライブスピーチを統合させれば、
ユーザーは愛する人とつながるときに個人の声で話すことができます。
この製品を試用したフィリップ・グリーン氏は、非営利団体チーム・グリーソンの理事で、ALS擁護者でもあります。
彼の談話です。
「結局のところ、最も重要なことは、友人や家族とコミュニケーションが取れることです。自分らしい声で、愛していると伝えることができれば、世界は大きく変わります。」
④ポイント アンド スピーク:指差して話す
見えない人のために文字を読む助け
そして、最後に「ポイント アンド スピーク」です。
たとえば、電子レンジなどの家電製品を使用しているとき、 カメラをかざしてキーパッド上で指を動かすと、各ボタン上のテキストをポイント アンド スピークは声で教えてくれます。
これも、英語かいな。
残念ながら今のところは・・・・
追加機能
また、聴力に困難を感じる人のために、 iPhone 聴覚デバイスをパソコンのMacに直接ペアリングすることで、聞こえやすくなるようになりました。
障がいを持つ人々もAppleの製品を使って情報を得たり、人々とつながったりすることが簡単になる嬉しい機能ですね。
障がい者をサポートする機能はいつから使えるの?
年内に提供を開始する計画だよ。英語では・・・
Appleは言及してませんが、「iOS 17」の機能とみられています。
Appleの新しい挑戦は創業者の信念
Appleの創業者スティーブジョブズはこんな言葉を残しています。
「顧客はより幸せでよりよい人生を夢見ている。
製品を売ろうとするのではなく、彼らの人生を豊かにするのだ。」
スティーブジョブズ
そして、この精神はスティーブジョブズが亡くなった今も受け継がれています。
Appleの100,000 人を超える従業員は、地球上で最高の製品を作り、世界を我々が以前よりも良くすることに専念しています。
Appleホームページより引用
すべてのユーザーが、幸せで豊かな人生を生きられるよう最高の製品を作るというポリシーこそが、Appleの原点なのです。
久々に聞く嬉しいニュースでした。
参照URL:Appleホームページ