1,000円以内で出来る“贅沢”を進んですべき理由

いぶりがんこ
いぶりがんこ

ところで“贅沢”って進んでやってますか?

なんだね藪から棒に。
う~ん、金銭的に苦しくなるから進んではやらないね

ねこへらアイス
ねこへらアイス


「贅沢なんてするモノではない」。
そう教わってきた人は、どれだけいるのでしょうか。
今思えば「無駄遣いをしない様に」という教えだったのかもしれません。
しかし、贅沢に対する“悪い印象”というのも根強くあるようにも感じるのです。
人はどんな贅沢にお金をかけているのか、調べてみると「高級品」や「食事」に出費するという意見が多くありました。
どれもこれも一度に支払う金額が高く、到底自分にはマネが出来そうにないモノばかり。
マネしたところで“虚しさ”だけが残る、そんな気がするのです。
果たしてそれらの贅沢は「良い」と言えるのでしょうか?
「高級=幸福」ということになるのでしょうか?
という訳で今回は「贅沢とは何か」をテーマに、1,000円以内で出来る贅沢について考えていきたいと思います。

良い贅沢・悪い贅沢


調べてみると贅沢にも「良い・悪い」があるようです。
それぞれを区分する“ポイント”について、簡単にまとめてみました。

良い贅沢

ポイント① 豊かな時間が長く続く

「豊かな時間」や「心が満たされる時間」が長く続くモノへの出費は“良い贅沢”と言えます。

例えば……、
・思い出に残る旅行や体験、経験
・人との繋がりが強くなること
・気分が上がるモノへの出費

せっかく稼いだお金を支払うのですから、出来るだけ長く豊かな時間が続いてほしいですよね。
良い贅沢とは「健康・時間・自己投資」を指すことも多く、心身ともに満たされることで、生き生きと過ごせるようになります。

ポイント② 予算の範囲内

贅沢への出費というは、切っても切り離せないモノ。
その出費で、家計や生活が苦しくなっては本末転倒です。
「計画的かつ、コントロールの効いた出費」であることが最重要ポイント。でなければ、それはただの“浪費”に終わってしまうでしょう。

ポイント③ 明日の糧となる

明日へのモチベーションを上げる出費も良い贅沢と言えます。

例えば……、
・心身のメンテナンス
・自分の時間を増やすツール
・自己投資

これらは、今自分に“必要なモノ”に限定します。
過剰なご褒美や、読みも使いもしない本やグッズに出費してしまうことは良い贅沢とは言い難いのです。
何が必要で、何が足りていないのかを把握し、それを解決するための出費であれば良い贅沢と言えるでしょう。

悪い贅沢

ポイント① 自慢したいだけの贅沢

他人に見せびらかしたい、羨ましがられたい、という目的の出費は良い贅沢ではありません。

例えば……、
・注目を浴びたくて購入した高級カバン
・SNSで「いいね」を獲得するために注文したコース料理
・見栄で購入した住まい

これらには見せるための“相手”が必要で、注目を浴びているうちは心が満たされることでしょう。
しかしそれは一時的なモノです。
飽きられたらまた何かを買い、見せては注目を浴びようとする行為を繰り返しかねません。
自分にとって「必要でないモノ」に出費することは良い贅沢ではないのです。

ポイント② 罪悪感が残る

後々になって考えたら「贅沢しすぎたかも……」といった、罪悪感が残る出費は良い贅沢とは言えません。
目的の商品を購入したとき、本来であれば気分が上がるモノ。
帰宅時、サービスを受けている時、後ろめたさや罪悪感を抱く贅沢は後味も良くありません。
そのため、心身が満たされない状態になってしまうのです。

ポイント③ したくない、不必要なことへの出費

本当はしたくない、必要ないと思っていることに出費することは悪い贅沢と言えるでしょう。
とはいえ、これは日本人特有の“コミュニケーション”に起きがちなため、回避が難しいケースがほとんど。

例えば……、
・形式的な贈答品への出費
・行きたくない飲み会への参加費
・加入以降行っていないジム会費

“日本人の性”でもあるので仕方がないのですが、それでもこれらの出費には気が滅入ります。
自己投資と無駄遣いはしっかりと区別して、不必要なモノからは退会するなど出費を減らすようにしましょう。

いぶりがんこ
いぶりがんこ

あいやぁ……書いてて思い当たることが……

オラも……

ねこへらアイス
ねこへらアイス


1,000円以内で出来る贅沢4選


贅沢には出費が付きモノです。
予算を「1,000円以内」と決めておけば、購入後の罪悪感や身の丈に合わない出費が最低限に抑えられます。
上記の良い贅沢、悪い贅沢のポイントを踏まえ、1,000円で出来る贅沢を考えてみました。

① サブスクに加入する

現在、様々なサブスクリプションサービスが展開されています。
その中でも、楽曲や動画の配信サービスには1,000円以内で加入できるモノも多くあるのです。
話題の感動作や、好きな作品に触れる時間は「豊か」であり、気分も上がることでしょう。
万が一、解約したいときでもスマホ1台で出来るので、手軽さという点でもオススメです。


② 銭湯で心身のメンテナンス

Googleで調べてみると、至るところに1,000円以内で行ける銭湯や温泉があります。
中には「○○デー割引」といった特定の日や、クーポンを使用すればワンコインで行ける施設もあり、かなりお得です。
岩盤浴にサウナ、露天風呂といった自宅では出来ない非日常が味わえる上に、充実した時間を過ごすことができます。


③ お気に入りをワンランクアップ

普段使用しているお気に入りのモノを、ワンランク上の品質にしてみるのも良いかもしれません。
特に、長期で使用し、毎日使うモノを変えてみましょう。
柔軟剤やシャンプーなどの消耗品でもいいと思います。
仕事前や、就寝時に心を満たしてくれるモノがあれば、暮らしの糧となってくれることでしょう。


④ 贈り物をしてみる

家族や、よく遊ぶ友人に贈り物をしてみましょう。
1,000円以内でしたら、贈る側も受け取る側も、負担が少なく嫌な気持ちにあまりなりません。
相手が喜んでくれたなら、たとえ1,000円以内の贈り物でも大成功です。
「贈って良かったと思えることで、自分の心にも豊かな時間を与えてくれます。


最後に

“幸せな時間”というのは長続きしません。
きっと、良い贅沢とは「小さな幸せの積み重ね」に似ていて、一度に何万円と出すより、少額で味わう贅沢を重ねた方が「豊かな時間」を過ごせるのでしょう。
さらに、金額を決めていれば、高額な商品への出費が減って節約になる可能性もあります。
少しの贅沢で豊かな時間を過ごし、結果的に節約になるのなら「1,000円以内で出来る贅沢は進んですべき」というお話でした。

へば、まんず!

いぶりがんこ

いぶりがんこ

「スモーキー」で「薫り高い」モノが好き。

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