KとDJ Fさんとの確執!!の巻

もともと客の立場だったチートイ。Fさんと組んでKの店のレギュラーDJとなったのですが・・

このFさん・・レゲエをかけない!?ときにはハウスをかけたり、ソウルをかけたり・・
そのたびにKは「Fさん、レゲエかけてください。」言っていたのですが・・

そうです!自分も含めて、客もみんなレゲエ馬鹿。レゲエ以外は反応が悪いのです。

しかし、Fさんの考えをチートイは理解していました。レゲエをかけるとみんな選曲が同じになってしまう。新譜の7インチばかり、みんなが買ってるからみんなが同じような選曲、MIXをしている。
FさんはFさんなりの個性を出し、自分の固定客を掴みたかったのです!

後にFさんはKの店から去っていくことになるのですが・・

チートイも考えましたね。どうやったら個性を出せるか?
とりあえず、新譜買いを止めて、無名アーティストの100円アルバムを大量買いしたり・・

と、これがよかったですね。特に女性ボーカルものが!
プレイしているとき「これ、誰の曲?」と聞かれることが増えました。こういうのをボブ・マーリーなどメジャーなものと混ぜるんです。

特に使ったのはカヴァーの女王といわれたパム・ホール!
パム・ホールって知らないけど、この曲知ってるみたいな反応あり。

兎に角、無名でもいいものを掘り出しました。これは楽しかったですね。100円でいい曲が10曲も聴けると思うとお得感がUPしますよ。

あとはブート盤(海賊盤)。有名曲ですが誰も持ってないようなREMIXになっていたり、新譜を追いかけるのを止めたら不思議と名曲を掘るセンスが付いてきた感じがしました。

そして、チートイの選曲、MIXはコアなレゲエファンに受けるようになっていきました。

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