Kの店で月曜レギュラーだったチートイとFさん。
それから土曜も月2回くらい入るようになりました。
そこでチートイは月曜、平日と土曜、週末の客層の違い、雰囲気を読むということを学んでいきました。
月曜はほとんど客が入りません。週の初めですから、入っても終電で帰るというお客さんが多かったです。
週末は客が入ってワイワイ踊って盛り上がるという流れになるのですが・
チートイは平日も盛り上げるために週末スタイルでやるというのは間違いだと気づきます。
カウンターでゆっくり飲んでるお客さんの雰囲気にどう合わせるか?
チートイが出した答えはラヴァーズです。
(ラヴァーズ・ロックはレゲエのサブジャンル。歌もの、ラブソング)

歌ものをメインに男性ボーカルと女性ボーカルを混ぜ、ときにはサックスもののインストなども混ぜ、お客さんに飽きてもらわぬようなMIXを心掛けました。
店員からは「チートイ君、明らかに選曲変わったね。」と言われました。
これは功を奏しました。
「すげえ、気持ちいいよ」と言ってくれるお客さんがいたりとチートイの評判は上がっていきました。マジです!
しかし、Kの理解は得られませんでしたね。Kは兎に角、売上が一番。
よくKは友達を連れてこいと言ってました。
これにはFさんも「友達呼ぶって違うと思うんだよねー」と反発。
自分のDJスキル、センスを磨きたいチートイ、Fさん。
そんなことは、どうでもいいK。
後々、対立していくことになります・・