2000年に入ってからだと思います。Kの店にきていた女子5、6人の集団。
チートイが話しかけると、何と今度、渋谷のオオバコVでイベントをやるのでDJを探していると、その中の一人が言うではありませんか。
チャンス!!
チートイは早速、自分を売り込みに行きました。
そこでの課題はMIXテープ作って!
これは困りましたね。というのはテープに撮る機材を持ってなかったから。
確か弟からMTR(マルチトラックレコーダー)借りたと思います。
苦労したのはMIXもさることながら、音の調整が難しい。

経験ある人は分かると思いますが、自宅でのDJプレイ、クラブでのDJプレイ、そしてテープに撮ったときの音。
はい、これ全部違います!!
特にベースの効いたレゲエ。自宅だと低音がほとんど聴こえなかったりするんですが、テープに撮ると、低音出すぎ・・音がこもっている。
撮り直し!!
なんてことが・・あとクラブプレイってある程度ごまかせるんですよ。客のノリに合わせて徐々に音量上げていったり、逆に会話しやすいようにミドルを下げたり、MIXがずれたら手でレコード調整したり・・云々
それがテープでは、はっきりと記録されます!
一発撮り・・ごまかしの効かない作業なんです。
失敗したら、最初から撮り直しです。
のちにレゲエの場合、テープ撮りのときは低音をDJミキサーで、すべてカット(音量0)、高音域はそれなりに出す・・曲順に合わせて音の調整をメモっておく。
とすればいいと、チートイは気づくんですが・・
(これチートイ流です。他のDJの音の調整の仕方は分かりません。)
まあ、苦労したけど40点くらいかなーのMIXテープ作って女の子に渡したのを憶えてます。