Vでのプレイを終えてから・・
Fさんはチートイのプレイを見ていて、ベタ褒めでした。チートイをデカバコでプレイできるほど育ててくれた恩人ですからねぇ。師匠への恩返しでもあったわけです。
この頃はKの店をFさんが去り、自分もレギュラーから外されていたと思います。
所詮、Kはチートイの実力を認めてないのではなく、音楽を理解できる奴ではなかったのです。
チートイ26歳。
そろそろ実家へ帰ろうか?チートイはクラブDJでは食っていけないし、地元での就職を何となく考えていました。
そんなときにまたVの大物プロデューサーの女の子から声が掛かりました。
前述のとおり、チートイは断ったんですが・・
客としてVのイベント行ったとき、失敗したー!と感じました。
あの三木道三が来ていたのです。(Lifetime Respectが流行る前ですが)
ダンスフロアはもう踊れないくらいのすし詰め状態。
他にも豪華アーティスト、ダンサーらがいて・・

「名前売るには絶好のチャンスじゃないか!チケット自腹でも買って出ればよかった・・」
と後悔・・
こうしてチートイは東京でのクラブDJ引退、実家へ帰ることにするのでした。