みらいワークのことが横手の市報に載ってから、納豆の問い合わせの電話が多くなりました。大変心苦しいのですが、お売りできません。みらいワークで納豆は売っておりません。
どうして、このような誤解が生まれたかというと、市報の記事での納豆の写真が目を惹いたのでしょうね。納豆だけに糸を引いた?いえ、目を惹いたのです。
子どもたちがネットで調べた『納豆を教えてくれる人』
納豆の糸が結んだご縁でしょうか、栄小学校から社長の所に講演の依頼が来ました。
小学校には地域学習というのがあるそうです。地域の産業や、地域の発展に尽くした先人たちの働きについて学んで、地域に対する誇りと愛情を育てる授業です。
今回の講演オファーは、子供たちがインターネットで検索して、うちの社長に白羽の矢がたったのだそうです。
今どきの小学生はインターネット回線が整備された環境で、タブレットを使ってネットで調べるすべを知っているとは驚きです。
講演内容は、大屋納豆について
栄小学校のある地域は大屋といって、わたしの親世代は「大屋納豆といったら、おいしい納豆。」と言うほど有名です。
「納豆はどうやってできるのか?」という講演をするため朝から張り切っていた社長でした。
ところが、ここで機材トラブルがあって、用意した画像などをお見せできないという危機に見舞われてしまいました。焦った社長は、汗をかきかき、アドリブでつないだそうです。
あれ?先日も同じようなシーンがありませんでしたっけ?
そう、うちの社長は、あなたの期待を裏切らないキャラなのです。
児童「世界にはどんな納豆がありますか?」
社長「世界各地に納豆という食べ物はありますが、いわゆる、糸引き納豆というものは日本にしかありません。」
もしかしたら、子どもたちはネットで世界の納豆をすでに検索していて知っていたのでは?と、根性の曲がったわたしは推測しました。
仮にそうだとしても、大屋の納豆について自分たちで調べて、この貴重な伝統を知ってもらう機会になれば、社長の講演は無駄ではなかったでしょう。
地域に誇りと愛情をもって
これからは、学校でも家庭学習でも、オンラインでタブレット学習する子どもたちが多くなっていくでしょうね。
横手の子どもたちは、大きくなっても地域を愛し、IT技術を使って、地域での新しい働き方をどんどん作っていってほしいなと思います。
最後に、みらいワークの社長は、大屋納豆の(株)キツ商会の代表でもあります。
大屋納豆について知りたい方は、ここをクリックしてください。
『伝統×福祉』でがんばっております。よろしくお願いいたします。
注:みらいワークでは、納豆を売っていません