大山さん、西田さんありがとうございました。

皆さん、こんにちは。『にっちDEまにあ』です。

今回はつい先日亡くなられた、大山のぶ代さん、西田敏行さんについて思い出話を兼ねて、語っていきたいと思います。

まずは大山のぶ代さん、代表作といえば『ドラえもん』テレビ朝日のアニメシリーズや大長編ドラえもんの映画の声優を担当されていました。私は正に世代でドラえもんのアニメシリーズを全て見ていました。映画ではシリアスな部分にユーモラスを織り込みながら巧みな声で表現されており、益々作品にのめり込んでいきました。

『こんにちは、ぼくドラえもんです。』誰もが大山さんの物まねをしていました。



テレビシリーズの中で『まるがおのうた』というエンドテーマ曲がありました。
♪『まるいかおのひとがいる、さんかくがおのひとがいる、しかくいかおのひとがいる、泣いて怒ってだだこねりゃ泣き虫がおになるけれど、でも、でも笑ってごらん、みんなみんなまるがおさ~』大山さんの声で歌われたこの歌は私の心の中にいまでも残っています。
シリーズ声優の交代をした際、勤めている会社の同僚と『やっぱりドラえもんは大山のぶ代だよな』と論争したことを思い出しました。後にも先にもこれほどインパクトのある声優さんはいないのではないかと思います。世界各国に輸出されたドラえもんを見てみると、全て大山さんに似せた声優さんのアフレコだと、のちの2代目になった水田わさびさんがおっしゃっていました。

次に西田敏行さん、同じ東北出身(福島県)です。日本テレビの『西遊記』の猪八戒役や土曜グランド劇場『池中玄太80キロ』はある新聞社の専属カメラマンの物語でした。その主題歌でもある『もしもピアノが弾けたなら』が一斉を風靡し、NHK紅白歌合戦の出場をもはたしました。
NHK大河ドラマは3度出演で過去最多との事、映画『釣りバカ日誌』は22作品も続く大ヒットとなり、浜ちゃん役も思い出されます。その後ABCテレビの深夜番組『探偵!ナイトスクープ』で上岡龍太郎さんからバトンを引き継ぎ2代目局長になりました。ばっさばっさ切り込んでいく上岡さんと違い、時には依頼VTRで涙を流しながら感想を語ったり、実にハートフルな番組になっていきました。
そして、テレビ朝日の『人生の楽園』のナレーションです。こちらもいかりや長介さんからのバトンを引き継ぎ2代目となりました、スローライフ移住を楽しむ番組に菊池桃子さんともに実にぴったりなナレーションでした。最近では映画ドクターXの完成披露会で元気なお姿を拝見したばかりで、突然の訃報にびっくりいたしました。

こちらも私は全てオンタイムで見ていました、西遊記のテーマ曲モンキーマジックに乗せて出てくるオープニング西田さんの猪八戒、ラクダに乗った夏目雅子さん扮する三蔵法師ガンダーラのエンドテーマ、池中玄太の新聞カメラマンそっちのけで、ハクチョウを撮って編集長役の長門裕之さんに怒られる場面、杉田かおるさんの鳥の歌♪『とりよ、とりよ、とりのうた~』、西田さんの♪『もしもピアノが弾け~たなら~』皆歌っていました。

私自身も同じ時間を過ごしているせいもあってか、また一つの時代が終わったようで残念でたまりません。

最後に。


全ての作品のクオリティが高かったですし、魂がこもった作品で楽しませていただきましたし、宝物をいただきました。
『沢山の思い出をありがとうございました』と感謝と同時に、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

にっちDEまにあ

にっちDEまにあ

好きな人はこの上なく、 でない人はそれなりに、 お空でお会いしましょう。

最近の記事

  • 関連記事
PAGE TOP