
皆さんこんにちは、今回もよろしくお願いします。
先日、増田の真人公園へ行ってきました。
あちらこちらでトンボが飛んでおり、秋を謳歌してきました。
そこで今回はトンボについて調べてみました。
ちなみに国内でトンボはおおよそ何種類飛んでいるのかわかりますか?
何とおよそ200種類のトンボがいるそうです。大型のトンボだと体長10cmほどのオニヤンマ。
シオカラトンボやアキアカネ(一般的にはトンボ科アカネ属のアキアカネを「赤トンボ」指しています)は、池や田んぼの近くなどで、よく見られるトンボです。
そもそもトンボの語源は田んぼで生まれて、田んぼで育つから、「飛ぶ田んぼ=トンボ」になったとの事です。
トンボの目にも秘密が、、、。

童謡にも歌われるトンボの目ですが、見た目は2個ですが、実は複眼と言って、1万個~3万個の小さな眼が集まっている目なのです。
レンズの部分では一つ一つ違う見え方になっていますが、脳では一つの映像として捉えられているそうで、上下左右前後、実に約270度ほぼすべて見えているとの事です。
トンボは太陽を目印に飛行しているようで、上の小さな眼は常に太陽を捉えています。
また、下の小さな眼は餌を探していて、40m先で動いた昆虫も見逃さない千里眼の持ち主です。
トンボも太陽を目印に生きているとは意外な発見でした。
稲の強い味方。

アキアカネ(赤トンボ)は田んぼに水が入ると、その水から卵が産まれて幼虫のヤゴとなります。
ヤゴは水の中で成長し、初夏の早朝、稲の茎から羽化しトンボになります。
トンボになると、暑さ嫌うため、夏のあいだは山の上で過ごします。
秋のコメの収穫時、田んぼに帰ってきて卵を産みます。
初めはオレンジ色ですが、秋が深まるにつれ徐々に赤くなり、赤トンボとなります。
すなわちトンボは春夏秋冬、季節に合わせてうまく生活をしています。
また、トンボは自由に飛び回り、ハエ、蚊、クモ、トビイロウンカなど稲の害虫などを捕獲して食べます。
実は、肉食系で農家さんの強い味方なんですね。
トンボは目が回るの?

トンボを捕まえる時に、トンボの正面で指先をぐるぐる回して、トンボの動きが鈍くなったところ、二本の指ではねを挟んで掴まえた経験があると思いますが、本当にトンボは目がまわっているのでしょうか?
残念ながら目をまわすことはないそうです。
動きが鈍くなるのは、トンボの複眼は素早い動きには敏感に反応できますが、逆にゆっくりとした動きには反応しにくいため、指をゆっくりとぐるぐるまわすと、トンボが動いている指に注視するため動きが鈍くなり、その瞬間に捕まえやすくなるということのようです。
最後に。
今時の発想で考えてみると、縦横無尽に飛び回り、ハチの巣のような目
『まさしく天然のドローン』なのではないでしょうか?
人間は自然から学ぶことがたくさんあります。
秋の深まりに思いを馳せて身近なトンボに興味を持たれてはいかがでしょうか?
でははこの辺で、またお目に留めていただきましたら幸いです。
