民間放送キー局系のBS5局(日テレ、朝日、TBS、テレ東、フジ)が2027年、超高画質の4K放送から
撤退する方針を固めたことが分かりました。

18年以降の開局以来、5局合わせて300億程度赤字が続いているためで、
総務省の認定が27年1月に期限切れを迎えるのを前に、再認定を申請しない方向になるとの事です。
代わりに、4Kで制作した番組はコストを抑えた民間放送キー局の動画配信サービス『TVer』や
インターネット配信をするよう検討を始めるとの事です。
5局が撤退すれば、BSの4K放送はNHKと通販チャンネル(SHOPチャンネル、QVC)の計3チャンネル
のみになり、2018年に始まった民間放送キー局系4K放送は、9年での撤退となります。

民間放送キー局系は通常のBSチャンネル(ハイビジョン)とBS4Kチャンネルの両方を保有します。
BS4K開始当初は世界遺産4Kや小田和正クリスマスの約束(いずれもTBS)、いい旅夢気分SP(テレ東)
など大型番組を放送していました。
しかし近年、大半の番組はハイビジョンと同じ内容で経費がかさむ4K制作番組はわずかと
なっていました。

4K『対応』テレビの意義はどうなる?
今、家電量販店などで販売している主流の4KテレビはBS4K対応テレビです。
また、インターネットにつなぐとYOUTUBEや動画配信サービス(NETFILX、AMAZONプライムいずれも有料、TVerなど)を見ることができます。

ただし、4Kテレビが急速に普及し始めたのは5年ほど前からだったと思います。
それ以前は4K『対応』テレビであり、BS4Kチューナーやインターネットが見られない、いわゆるテレビディスプレイが4Kな『だけ』のテレビがほとんどでした。
ではそのテレビで4Kを見る方法はないのでしょうか。
AMAZON FIRETV4Kを利用する。
民間放送キー局系BS4K廃止が決定する前ならば、BS4Kチューナーやレコーダの選択肢もありましたが
今となっては良作ではないと思います。
現地点での最適解はAMAZON FIRETV4Kです。
1万円前後で家電量販店やインターネット通販AMAZONなどで売っています。
端末をHDMI入力に挿し、インターネットWIFI設定するだけでYOUTUBEや動画配信サービス(NETFILX、AMAZONプライムいずれも有料、TVerなど)を見ることができます。

今、YOUTUBEや動画配信での4K配信は相当数あります。
せっかくの4K対応テレビです。まずは4Kの美しさを気軽に体感してみてください。
地デジ4K放送、実現遠のく。
地上デジタル4K放送の仕様は2023年に決定されています。
予想では2030年代に全国放送が実現するのではとの見立てが出ていました。
しかし、民間放送系キー局がBS4K放送を2027年に廃止するとの事から
地上デジタル4K放送開始はかなり厳しいと思われます。
今年のWBC(世界野球)は地上波テレビでは放送されず、インターネット動画配信NETFILXでの放送が
決定しました。
いずれ時代は無料放送から有料のサブスク配信があたりまえになるかもしれません。
テレビ放送もお金で左右される、そんな時代になるのでしょうか。
インフラという意味でも原則無料放送(民間放送)だからこそテレビ放送は一定の使命を持っている
と思うのですが、皆さんはどう思われますか。
今回はこの辺で、またお目に留めていただきましたら幸いです。

果たして地デジ4Kが放送する日はくるのだろうか