THONNYでAIゲーム制作してみた~デバッグの重要性と実体験。


こんにちは!『にっちDEまにあ』です。

今回は、AI(ChatGPT・Gemini)を活用しながら、約1か月半をかけてゲーム制作に挑戦しました。
制作したのは、シューティングゲーム2本とレースアクションゲーム1本の計3本です。

制作の進め方としては、実際のゲーム動画や画像をAIに読み込ませ、それをもとに指示を出す形を取りました。

これにより、グラフィックや基本的な挙動については、初期段階からかなり完成形に近い状態で実装することが
できました。

▲ROUTE X ULTIMATEのゲーム画面。(C)MIRAIWORK/M.T



また、ONEBEEやSTARSHOTTER KAIのボスアルゴリズムについては、他の利用者の方にご協力いただいたコードを参考にしながら、自分なりに調整・改良を行っています。

既存の仕組みを取り入れることで、ゼロから考える負担を減らしながら、ゲームらしい動きを実現することが
できました。

▲ボスアルゴリズムコードの一部抜粋。

■ 実際に制作してみて。

今回の制作で、最も時間を費やしたのは『デバッグ作業』でした。

ゲームが途中で停止してしまう、効果音が正しく読み込めずエラーになる、処理が重くなってフレーム落ちが
発生するなど、さまざまな問題が頻発しました。

特に厄介だったのが、STAR SHOTTER KAIでの『途中までは正常に動くのに、3面のボス直前で停止してしまう』と
いう不具合です。

一見すると順調に進んでいるように見えるだけに原因の特定が難しく、結果として制作期間のうち、実に1か月以上をデバッグ作業に費やすことになりました。

また、予想以上に苦戦したのがSTAR SHOTTER KAIでの効果音の調整です。

AIを活用してコードを生成しても、エラーが出たり、音の長さ・音程・再生タイミングがわずかにズレるだけで、
ゲーム全体の印象が大きく変わってしまいます。

そのため、最終的には自分で何度も試行錯誤を繰り返す必要がありました。

この経験から強く実感したのは、『すべての状況で安定して動くこと』の重要性です。

どの場面でも破綻しない設計と、何度も重ねたデバッグ作業こそが、ゲームの完成度を大きく左右する要素だと
痛感しました。

▲効果音コードの一部抜粋、デバック画面。 

■ 解決のために行ったこと。

こうした問題に対処するため、進め方を見直しました。

・問題が起きている箇所だけを切り出してAIに入力する。
・過去に正常に動作していたコードと比較する。
・一度に大きく変更せず、小さく修正しては動作確認する。

といった点を意識して進めるようにしました。

この方法に切り替えてからは、不具合の原因が特定しやすくなり、結果として修正スピードも向上しました。

また、AIへの指示もできるだけ具体的にすることを意識しました。

例えば、
『ボスの効果音はもっと切迫感のあるものにしたい』
『このゲーム動画に近い音を再現してほしい』

といったように、抽象的ではなくイメージを明確に伝えることで、出力の精度も徐々に向上していきました。

▲STAR SHOTTER KAIの最終ボス画面。 (C)MIRAIWORK/M.T

■ まとめ。

今回の制作を通して感じたのは、AIを使えばゲームの原型はすぐに作れるものの、
完成させるには『作り手側の調整が不可欠である』という点です。

ボスアルゴリズム、効果音、ステージ構成、背景、タイトル、エンディングと、これらを一つひとつ積み上げ
違和感を取り除いていく作業こそが、完成度を大きく左右します。

また、以前のゲーム制作で得た知識や経験が、今回の開発でも大いに役立ちました。

AIを使うからこそ、『どこを任せて、どこを自分で判断するか』が重要になります。

▲ONEBEEのゲームプレイ動画。(C)MIRAIWORK/M.T

AIにすべてを任せるのではなく、必要な部分をこまめに、そして的確に修正していくこと。

結局、それが完成への一番の近道でした。

試行錯誤の連続ではありましたが、まずは無事に完成までたどり着けて一安心です。

今回はこの辺で、またお目に留めていただけましたら幸いです。

            ▲STAR SHOTTER KAIのゲームプレイ動画。(C)MIRAIWORK/M.T

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