流体シェイプの解析(後編)

前回border-radiusプロパティについて取り扱いましたが、
今回は時間経過と共に形が変化する流体図形(流体シェイプ)について解説します。

一般的にCSSのキーフレームで作りますが、今回は値を表示したいので、
JavaScriptを用いて作りました。

流体シェイプ(6パターン変化)

隣接する線分の合計が100%になっている事が分かります。
x1 = 30%,x2 = 70%となっている場合、流体図形と辺1-2との接点は、
x1の左端から30%、x2の右端から70%の点となります。

同じ線分の合計が100%になる事によって、全て曲線で描かれた、
独特の形や動作を再現する事が出来ます。

流体シェイプ(乱数を応用)

こちらは、30~70の4つからなる乱数を2.5秒ごとに設定しています。
隣の数は100から引いた残りなので、発生させる乱数は4つです。

100%を超えた場合

「確変!!」ボタンを押した場合、一辺ごとのborder-radiusの合計値が
1.1~2倍(110~200%)に変化します。

しかし、合計値が100%を超えた場合は、80:120=40:60のように、
自動的に約分してくれるようです。

border-radius:25% 25% 25% 25%; の場合

では、一辺の合計値が全て50%となるように指定します。
表示の都合上、元々の四角形は「長方形」ではなく「正方形」となっていますが、
一辺の絶対的な長さを問わず、曲線25:直線50:曲線25となっています。
25%という値では、楕円と長方形の中間の図形になります。

x1とy1,x2とy2,x3とy3,x4とy4は、それぞれ曲線の視点と終点を共有し合う関係です。
%は相対的な値なので、図形の比率に応じて、値を調節しましょう。

x1
x2
x3
x4
y1
y2
y3
y4
25%
25%
25%
25%
図形
みらいワークの施設利用者
チュンチュン

「WordPress」でのHTML・CSS・JavaScriptに関する情報を、
提供させて頂く予定です。
使用プラグインは「Simple Custom CSS and JS」で、
JavaScriptの表示位置は必ず「要素内」です。
ただし、使用環境により異なる事をご了承ください。

サイト制作
「みらいワーク」利用者ノート
タイトルとURLをコピーしました