【VOICEVOX動画】タロットカードの起源と解説/後編

前書き

今回のコンテンツはエンターテインメント性を重視し、
タロットカードそれぞれの意味について、実用的考証を行っておりませんので、
予めご了承頂くと幸いです。

「版によっては」という表現について、最も一般的なウェイト版を言及しています。
わが社のオリジナル・カードは、ストーリーのみ、ウェイト版におおよそ倣っております。

タロットカードの対立関係・物語

タロットカード(特に大アルカナ3枚引きより少ないルール)では、
過去・現在・未来を軸に、タロットカードの意味を個別に判断します。

しかし、タロットカードには、分析すれば対立項となる概念が見え、
時間を超えた相互作用を示すという解釈も出来ます。

例えば13番「死神」は5番「教皇」4番「皇帝」に、盛者必衰・猛者必滅の理を示し、
12番「吊るされた男」は忍耐や忍辱(にんにく)と自己犠牲、
それらがあなたの人生に意義をもたらす事を意味するのに対し、
13番「死神」は厳然たる結果や節目、時には受動的犠牲となって現れる事があります。

12番「吊るされた男」は、大アルカナの中核に位置していて、
懲罰によって吊るされているのではなく、胎児と同じ格好をする事で、
「苦しい状態」から生に進む事を示唆しています。

そのようにして撒かれた種は、機が熟したタイミングで
13番「死神」によって刈り取られるのです。

14番「節制」は、単なる節制や限度、乱れ過ぎない事を意味しているだけでなく、
荒波の後に訪れる静かな水面、自然の摂理による平定を意味しますが、
それは次の15番「悪魔」では支配と野心の化身が現れ、
16番「塔」によって「地位または制度の破壊」が起こります。

今回のコンセプト

2.女教皇、3.女帝、13.死神、15.悪魔、20.審判、21.世界などの順で、
わが社のオリジナル・タロットカードが登場します。
これらは一部ですが、興味を持って頂けると幸いです。

後編(2回)

後編(1回)

後編(2回)

後書き

今回の動画(前編/後編)は、タロットカードをテーマにし、かつ、
今後の受注を想定したパイロット作になります。

やや内部向けの後書きとなりますが、受注を受ける場合、
「動く立ち絵」を1キャラクターあたり最低1パターンセット用意する必要があると言えます。

従来の「シンプル立ち絵」では「ゆっくり動画」「ボイボ動画」のような
口パク、瞬きの動きを再現する事は難しく、
多くの動画では「動く立ち絵」と「シンプル立ち絵」を組み合わせて
表情を出しているからです。

事前準備として、瞬き、口パクのパターンファイルを、4コマずつ作る必要があります。
(「体」レイヤーに上手く重なるように)

瞬き、口パクの動きを動画に組み込む方法は、難しくはありませんが、
感覚的に「4コマ以上」なければ、動きがカクつきます。

今回の動画では目と口が「開/閉」の2パターンずつしかなく、
キャラクターに最低限の動きだけ与えている状況です。

出典(前編/後編)

キャラクター

イラスト

SITE : COCOON
MASTER : 八色いんこ

キャラクター・ヴォイス

音声:VOICEVOX
Characters:
四国めたん
春日部つむぎ
ずんだもん
玄野武宏

画像および写真

画像素材:イラストAC
画像 : trocco

画像素材:いらすとや

写真素材:photoAC
写真 : ぶん☆ぶん

画像生成:ChatGPT(OpenAI / DALL·E)
画像生成:SeaArt(SeaArt Infinity)

音楽/サウンド

音楽 : 甘茶の音楽工房

音楽 : ポケットサウンド/効果音素材

サウンド : 効果音ラボ

使用ソフト

ソフト : 饅頭遣いのおもちゃ箱