こんにちは、『にっちDEまにあ』です。
先日、ABSラジオで日曜8:00~10:00に放送されている、TBSラジオ制作の番組『ONE-J』を聴いていた
ところ、ABSのアナウンサーが出演しているのに気づきました。
今回は、この話題を掘り下げてみたいと思います。
『ONE-J』は、全国のJRN系列局(青森放送・朝日放送を除く)32局ネットで放送されている、
TBSラジオの番組です。
▶ https://www.tbsradio.jp/onej/
ここで、こんな疑問が浮かびます。
「ABSって、日テレ系じゃなかったっけ?」
実はそれ、テレビについてはその通りです。
ABSのテレビは日本テレビ系列ですが、ラジオのネットワークは少し事情が異なります。
ABSラジオは、
・TBSラジオ系の JRN
▶ https://www.tbsradio.jp/jrn/
・ニッポン放送・文化放送系の NRN
▶ https://sales.joqr.co.jp/service/zenkokunet
この両方に加盟している“クロスネット局” なのです。
そのため、ABSのアナウンサーがTBSラジオの番組に出演していても、
実はまったく不自然なことではありません。

実際にABSのラジオのタイムテーブルを見てみると、JRN系列・NRN系列の番組が
うまく織り交ぜて編成されています。
たとえば平日には、
17:00~17:15 ニュースパレード(文化放送・NRN受)
17:30~17:46 ネットワークトゥデイ(TBSラジオ・JRN受)
とニュース番組が2本連続で放送されています。
さらに夜間は、
22:00~25:00 レコメン!(文化放送・NRN受)
25:00~28:30 オールナイトニッポンZERO(ニッポン放送・NRN受)
と、NRN系列の人気番組も放送されています。

また各県、民放AM局が1波しかない場合、ニュースや人気番組を組み合わせる形で同様の編成に
なっているようです。
■ラジオは柔軟に対応、テレビは規則重視。

TBSラジオは他局との協力に積極的です。
またクロスネットを通じてニッポン放送や文化放送の人気番組も聴取できます。
さらに、radikoの登場により、地域に関係なく全国のラジオ番組を楽しめる環境が整いました。
一方で、テレビに目を向けると、状況は大きく異なります。
JNN協定(https://dic.pixiv.net/a/JNN)の影響もあり、秋田県ではTBS系列の情報、報道番組を
視聴できません。
しかし、民放インターネットサービス『TVer』の普及からも分かるように、視聴者はすでに『放送局』
ではなく『番組』で選ぶ時代に入っています。
そうであるなら、テレビの編成についても、ラジオのように、もっと柔軟で開かれた仕組みが
求められているのではないでしょうか。
■最後に、余談。
近年、AM放送の休止・廃止がさらに加速しています。
昨年11月末には栃木放送、今年1月末には茨城放送と南海放送が相次いで休止。
そして3月29日にはNHK第二放送が廃止され、NHK第一放送も『NHKAM』へと呼称が一本化されました。
こうした変化の中、先日横手駅付近でカーラジオを使用したところ、ABC(大阪)や文化放送、
さらにはSTV・HBC(札幌)といった遠方の放送局が、比較的クリアに受信できました。
AM放送局の減少によって混信が減り、電波環境にも変化が生じているのかもしれません。
今だからこそ、夜にAMラジオをつけてみてはいかがでしょうか。
思いがけない出会いや、懐かしい発見があるかもしれません。
今回はこの辺で、またお目に留めていただければ幸いです。