秋田弁について語る。

さて、ブログネタ探しのため地元新聞を読んでいた際、秋田弁の特集が組まれた
別紙面が入っておりました。

その名も『あきた弁博~あきた方言の進歩と調和

あれれ、どっかで聞いたような?そして表紙面写真のオブジェはかの有名な太陽の~に似せている??ではないですか!!。

今絶賛上映中の大仙市在住のギバちゃん(柳葉敏郎さん)主演映画の中にも使われる秋田弁!『まんずおぐふけぉのなぁ』(とっても奥が深いですねー)ということで今回のお題にしたいと思います。

へば(そうしたら)、ここからは秋田弁で文章を書いてみるなぁ。

わがるがなぁ?へぇばいぐっすなぁ!まず、この頃おぎぃだごとかいでみるなぁ。
(分かりますか?では行きますね!それではこの頃起きたことから書いてみますか。)

まんず『あねこむし』多くてなもかもね、まずこどしなば大雪じゃねがやぁ~

したごといわねでけれ、こどし雪かぎ、はがいがねぐなったら、
なんとするなだぁ!

大丈夫だぁ、はいぇども俺のうちなばぁ、あど除雪機メンテナンスさぁだして帰ってくるの待ってらどごろだぁ。

まず、はえって!したぁごとしたらぁ益々雪ふってくるどぉ~あまりはえぐやるなって。

かごいしねば、ねって

はえってはぁ!

タイヤ交換も。

だがらはえって、まずまずなもかもねぐするなはぁ~。

という日常会話から始まる今日この頃です。

では標準語の意味です。

さて、どの程度お分かりだったでしょうか?

小話を一つ。東京に行って必ず話して受ける秋田弁は『』の3段活用です。

秋田弁の『』には、かゆい、食べろ、こっちに来いという意味があります。

これは鉄板ですので是非話してみてください。また、『』の話は皆さんご存じ有名な話だと思います。『ねねばねのにねれねね』(寝なきゃいけないのに寝れないじゃないか)分かりましたか?

さて、秋田弁といえば中央と県南では結構異なります。

今回は県南を中心とした方言を説明します。


たったこれだけしか離れていないのに語尾が違うのは何か不思議です。

同じく地元紙紙面より

最後に。

紙面の最後に、『あきた弁の使用は個人の自由ですが、使わないでいると絶滅する危険性を高めます。マナーを守り正しく使いましょう。』と書いてあります。

確かに今の若者、それこそ私の子どもたちは全く秋田弁を知りません。

しか~し、秋田にいるからこそネイティブ秋田弁を学べます。

英語を学ぶようにネイティブ秋田弁に触れさせる機会を増やさないとと再度認識させられる記事からのお題でした。

ちなみにこの紙面は秋田魁新報の10月15日分に載っています。秋田弁語彙集まで載っていますので、是非ご覧ください。

まだいがったらみでたんしぇ、へぇば、まずぅな~ぁ!

にっちDEまにあ

にっちDEまにあ

好きな人はこの上なく、 でない人はそれなりに、 お空でお会いしましょう。

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