こんにちは、『にっちDEまにあ』です。今回もよろしくお願いします。
とあるテレビ番組を見ていました。
内容は能登地震から再起をと頑張る寿司屋のお話でした。

そのバックで流れていたBGMが『上を向いて歩こう』でした。
今回は私的にこの歌の雑感を話したいと思います。
『上を向いて歩こう』と言えば。

作詞永六輔、作曲中村八大、坂本九が歌った誰もが知る名曲です。
元は1961年NHK『夢で逢いましょう』の10、11月の歌として作られ、
その後1963年アメリカで『SUKIYAKI』の名前で発売されると、その年に100万枚を超える大ヒット
となりました。
『坂本九』幻の名曲。

さて、話は私の小学生時代に飛びます。
1984年4月からNHK教育テレビ(現Eテレ)で『たんけんぼくのまち』(~1992.3)というテレビ番組が開始されました。
小学校3年生向け社会科の番組です。
実はこのオープニングを歌っていたのはあの『坂本九』だったのです。
坂本九の歌は不慮の事故で亡くなる1985年7月まで使用され、2代目、番組の主人公チョーさんに
引き継がれます。
私も当時は小学生。『上手い歌手がテーマ曲を歌っているな』程度の認識でした。
何年か前、この番組がEテレの『過去に見たい番組』1位となり再放送されました。
再放送で久々に坂本九バージョンを聴くことができました。
この曲中に口笛が出てきます。

坂本九は口笛が得意だったとのエピソードがあり、『上を向いて歩こう』の間奏部でも
登場します。この口笛が曲調に合わせてピッタリとはまります。
この『たんけんぼくのまち』も坂本九が歌うとの事で、曲中に口笛が採用されたのでは
ないでしょうか。
この歌はCD『懐かしのNHKテレビ主題曲集』に、坂本九が歌っていたものと、チョーさんバージョン
両方が収録され聴くことができます。
是非、聴き比べて当時の思いを感じて下さい。
今回はこの辺で。またお目に留めていただけましたら幸いです。