こんにちは!『にっちDEまにあ』です。今回もよろしくお願いします。
皆さんはゲームをやられますか?というお話の続きです。

16メガショック~SEGAハードについて。
さて、SEGAのお話からです。
SEGAは打倒『ファミコン』を掲げて、短い年数で次々と新ハードを投入、私の持っていた『SEGAMARK1』から『MARK2』、カードスロット付きの『MARK3』、そしてFMサウンドユニット内蔵の『マスターシステム』を送り込みます。
絶対天下を取る!SEGAには只ならぬ執念を感じていました。
さて、これまでのハードはCPU(コンピュータの頭脳)が8ビットを採用していた時代のお話です。いよいよハードはCPUが16ビット、32ビットを採用していくお話に移ります。
1988年10月、SEGAは家庭用向け初の16ビットゲーム機『メガドライブ』を発売。
『メガドライブ』は、自社のゲームセンターのゲーム『スペースハリアー2』、『アウトラン』
また、サイドパーティの『大魔界村』を移植し、その完成度、そしてハード価格21,000円という安さで当時の衝撃は相当なものでした。
こんにちは、マリオの国から~スーパーファミコン誕生。

その後、任天堂が動きます。
1990年11月、『スーパーファミコン』が発売、本体価格は25,000円。
同時発売ソフトは『スーパーマリオワールド』とハードウェアでの回転・拡大・縮小機能をフルに生かした『F-ZERO』で見た瞬間、誰もが納得できる凄さを示していました。
また、大ヒットソフト『ドラゴンクエスト』シリーズや『ファイナルファンタジー』シリーズなども『スーパーファミコン』から発売され、ついに『メガドライブ』の出荷台数を抜き去り、またもや任天堂の天下になりました。
ここまで『ゲームウオッチ』登場から、わずか10年で『スーパーファミコン』まで一気にハードの性能は上がっていきます。今では考えられないほどの競争力があったことが垣間見れます。
さて、その後の潮流はCD-ROM戦争へと突入していきます。
実はいち早くSEGAから『MEGA-CD』、其の二でも紹介したNECHEから『PCエンジンCDROM2』が発売されてはいたのですが価格が49,800円、59800円と高価だったことからヒットになりませんでした。
また同じころ、水面下で任天堂もSONYと共同開発でCD-ROMのハードの開発をしていたらしいのです。
しかし、何かしらの理由で別々の道を歩むことになります。
PS、SS戦争勃発。
32ビットCPU機、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)から1994年12月
『プレイステーション』(PS)が39,800円で発表されます。
実はその10日ほど前にSEGAから『セガサターン』(SS)が44,800円で発表されており、価格面一つからもバトルを繰り広げられていたのがわかります。

自宅保管『プレイステーション』と左から『電車でGO!プロフェッショナル仕様』(タイトー)、『グランツーリスモ』(SCE)、『闘神伝2』(タカラ)
結局、ビックタイトルゲーム『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』が任天堂からSCEへハードが移籍され『プレイステーション』が出荷台数で勝利します。
また、この後1996年6月に任天堂から『NINTENDO64』が発売されますが、マリオなど自社のソフトが大半を占め、他社サイドパーティ製ソフトが少ないためなのか、売れ行きが芳しくありませんでした。
やはりハードはソフトありきだということがわかる出来事だったと思います。
任天堂とSCE、一騎討ちに。

2004年から2017年にかけて任天堂は過去に発売されてヒットした『ゲーム&ウォッチ』からヒントを得た携帯ゲーム機『NINTENDODS』、立体画像を搭載した『3DS』、コントローラーにセンサーを搭載、腕を振って楽しめるテレビゲーム機『Wii』、SDカードソフトの『SWICH』
と独自のアイデアでヒットをし、若年層や家族ユーザーを取り戻すことに成功しました。
NECHEは1994年12月『PCFX』、SEGAは1998年12月『ドリームキャスト』を最後に家庭用ゲームハード事業から撤退することとなります。
SCEですが2000年から2020年にかけて、ゲーム機でありながらDVDが見れる『PS2』、次にハイビジョン規格のブルーレイディスク(BD)が見れる『PS3』、4K対応の『PS4Pro』、4Kウルトラブルーレイ(UBD)対応の『PS5』と着実な進化をしていきました。
しかし、ハードの性能とともに、現行PS5の価格が10万近くまで吊り上がってしまい、一般ユーザーは手を出しづらくなってしまいました。
私自身、SWICHは持っていますが、PS5は高くて手が出ません。
ゲームハードを選択するというハードルが高くなり、とても残念でなりません。
おもちゃのまち~ハローマック~そして伝説へ、、、。
さて、小話を一つ。横手でのゲーム入手方法個人店については前回お話ししましたが、全国チェーンのお店もありました。
それが『ハローマック』(年表1表記)です。ピンク色のお城をモチーフにした建物が目印でした。
特徴的な店舗外観を残したまま、今でも建物自体は現存しています。ゲームのみならず、おもちゃもたくさんの種類が売っていました。
今でいう小型版の『トイザらス』でしょうか?値段もメーカー価格より安く、当時セールがかかると新聞の折り込み広告が入っており、CMもバンバン流れていました。懐かしがられる方も多いと思います。
実は『東京靴流通センター』でおなじみのチヨダが業態転換で行っていたとの事です。
ここまで『ゲームウオッチ』誕生から『PS5』まで40年、駆け足でしたが私の視点で、テレビゲームの歴史をたどってみました。いかがでしたでしょうか?
さて、実は我が家でも、昨年『ドラゴンクエストⅢ~そして伝説へ…』のSWICH版を購入しゆっくりと楽しんでおります。
とにかく音楽が素晴らしい。
ファミコンでドラゴンクエストが出た当時、オーケストラ演奏のCDが別で発売されていました。
今はゲーム音自体がオーケストラです。是非ともイヤホンでゲーム音を聴きながらプレイすることをお勧めします。
では今回のお話はこの辺で、またお目に留めていただきましたら幸いです。

現行機種、絶賛自宅稼働中任天堂『SWITH』

任天堂CM『コンパクト?シガーソケット?いいえゲームウオッチ』で当時大ヒットした自宅保管『ゲーム&ウオッチ~マルチスクリーン』